バリュー・クリエーションのブログ

 恥と恥ずかしいは同じ字ですが、日常的に使われると微妙にニュアンスが違うように思えますが、出元は一緒のようです。
恥も恥ずかしいも「感情」の中の一要素ですが、これは霊長類の長たる人間しか持ち得ない高度な感情だそうです。逆に言えば、恥を知っているからこそ「人間」として存在が許されるというわけです。

先ごろ、とんでもないことが起きました。
園遊会で山本太郎参議が天皇陛下に手紙を渡した一件です。
信じがたいことでした。どこまでおバカなのかと思ってしまいました。芸能人議員ならどんなパフォーマンスも許されるのかと。その稚拙さに呆れてしまいました。
彼は人間にのみ許された「恥」を自ら捨ててしまったようです。

原発に関する彼の主張は分かります。決して間違えた事を言っているのではないとも思います。
しかしながら世の中には、どれだけ主張が正しくても分別をわきまえた大人であれば、常識として超えてはならない一線があると思うのです。まさに「ならぬものはならぬもの」です。

反対政党議員の言う「陛下の政治利用」云々とは別次元の話です。
園遊会は各界の要人や功績者を招いて、陛下が親しくお声がけになるオフィシャルで、ある意味神聖な場です。

誰でもかれでもが行ける場ではありません。末代まで語り継げるぐらい名誉なことです。
その立場を利用して、直訴に至るとは何と言うことでしょうか。

いったい陛下にあんな実情をお伝えして、彼は何をしようとしたのでしょうか。
陛下の方がよほど心を痛めておいでになるというのに・・・。

彼も国民から選挙で選ばれた良識の府の参議院議員です。投票した有権者を無視して議員資格を剥奪することはできないと思いますが、公人として行ったことなのですから公人としての責任の取り方があろうと思います。

いずれにしても本日、何らかの処分が言い渡されるものと思いますが、せめて国民の代表として模範たるべき議員さんですし、もう少ししっかりしてもらわにゃあ。

と言う字はとてもいい意味を有しています。
聡と恥は良く似た字ですが、聡から公が消えてしまうと恥になります。なんだか公人たる山本議員のそれに似てますね。いい大人なんですから恥よりは聡の方が・・・ね。




<お知らせ>
私どもは、アパート住まいの子育てファミリー向けた、何から何までコミコミで1,350万円で建つロープライス・コンパクト住宅の専門店です。
頭金なし、ボーナス払いなし、月々家賃並みの支払いで、「家持ち資産家」の夢を実現いたします。
山形市を始め、天童、寒河江、河北、東根、村山、尾花沢、新庄へ至るまでの地域でお建ていたします。
家づくりの小冊子