確かに、このごろの大学生に間近で接すると、考え方も「こんなに幼くて大丈夫?」と思ってしまうことがままあります。
それと基本的学力が低い。ほんとに低い。
「競争はいけない」、「無駄なものはどんどん省け」という教育と「本来のゆとり教育」が取り違えられていた感があります。
今や大学生ですら英文の筆記体が読めない、書けないのが普通です。筆記体など覚えるだけ事件の無駄といった方針なのでしょう。
アメリカの青少年を見ると、日本人は勘違いして「アメリカの子供たちは自由でいいな縲怐vと見えるようです。とんでもない誤解です。
アメリカは徹底した「競争社会」です。言ってみれば学校教育に「ゆとり」などないのが現実で、毎日ハードな宿題を見えないところだやっているから、楽そうに見えるだけで、3流の大学ですら入学より卒業の方が数倍難しいのが実情です。
本来の「ゆとり教育」も、「競争」があってこそ自主的に自己練磨できるということがベースになっているはずです。実社会に出たらまさに「競争」そのものです。
ただ、競争のためなら相手の足を引っ張る、ただただ受験のためだけに暗記するといった教育だけはいただけませんが・・・。
2020年には小学校高学年から英語が必修になるそうです。
理由は国際的に活躍できる子供たちを育成するためだそうです。
文部科学省は、本質をまったく理解していないと笑ってしまいました。
小学生からいくら英語を教えても、喋れない、コミュニケーションができないのでは国際人にはなれませんし、日本人が国際舞台で活躍できない最大の原因は、語学力もさることながら、自分の意見を堂々と発言できないことです。
これは日本は大衆迎合、慎み深い、争いごとを避ける、農耕民族文化と言って片付けられてきたことですが、ここが肝だと思うのです。
日本の青少年に必要とされるのは、自分の意見を堂々と言う「技術」だと思います。
その訓練が「ディベート」だと思います。
「ディベート」は日本語で「討論」であり、時として「論争」となります。あくまでシャンシャンの「議論」ではありません。
それを日本語で行うのか英語で行うかの違いだけです。
面白いデータが出ていました。授業中にどれぐらい居眠りをするのかというデータです。
中学から高校へ上がるに従って、居眠り率が増えるとありました。
そして高2では32%が「しばしば」 「常に」だそうです。
ゆとり教育の取り違で、沢山の自由時間を手に入れた中高校生は、ゲームの日常化、スマホなどの通信機器中毒、はたまた生活スタイルそのものが夜型に偏り、熟睡時間が少なくなり、本来本業と言うべき授業中に居眠りしてしまうというわけです。
こんな調子で、社会人生活を送っている「ゆとり教育世代」の何と多いことか・・・。
もう一遍学校へ行って学びなおして来いとは言えないので、最終的には社会、いや会社で教育しなおす必要が出てくるのでしょうね。
今や会社は、第3の学校、先輩上司はさしずめ教師といったところでしょうから、自分自身も教える技術を学ばなければなりませんね。
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