バリュー・クリエーションのブログ

オール電化の危機?

 いよいよ9月1日から東北電力も約9%程度値上げすることになったそうです。
天童営業所のご担当がわざわざ説明しに来てくれました。
さらに、来年4月以降は、一時あれだけ積極的に勧めていた「畜熱暖房機具」優遇料金を撤廃するとの事。

この会社、どこまで客をバカにしているのかと腹立たしさえ覚えます。全く客の方を見ていません。自社の都合を客に押し付けているだけです。反面教師とは言いますが、こういう会社にだけはなりたくないものです。

値上げの非難を回避するため、役員は報酬を自主返納するのだそうですが、会長や社長は70%返納とのことですが、どうせウン千万円の給与でしょうから、食うには困りますまい。

 そんなことより、従業員の給与をカットしたり、遊休地や遊休施設の売却すら不完全です。そして、何より実際問題として赤字に陥ることもなく、ちゃんと利益を確保するつもりで、まずは値上げありきでははだはだ道理が通りません。
あろうことか、自分たちも地震の被害者であるかのような嘯き方です。
せめて一時の日航レベルのことは成してからの値上げ話ではないでしょうか。

私どもの基本仕様はオール電化になっています。それは、家を購入してからの光熱費を節約できるからです。

このごろは、米国のシェールガス国産のメタンハイドレートなど、新たなガス系燃料が取り立たされており、これらが実業ベースに乗れば、もしかするとオールガスも捨てがたいものになる可能性は大いにあります。

しかしながら、これはどうなるかまだまだ先の話です。言うなれば夢物語にも近いお話です。
かと言って、全ての熱源を灯油に頼る生活も不可能ですし、これだけ灯油が値上がりしたのでは、お先真っ暗です。

そこで結論です。

東北電力が値上げしたとしても、深夜電力などの割安な料金携帯やエコキュート、高効率エアコン、省電力型家電などを活用した方が、まだ電気を使用したほうが割安な光熱費で済みます。

さらに、割高となる昼の電気代は、太陽光発電で賄えるところは賄うという方式がベストだと思います。さらに、余った電力は高値で買い取ってもらえるオマケ付です。

ちょっと前と比べると、150万円も出せば4kW/hもの発電性能を備えた太陽光発電パネルも搭載することができるようになりました。
この分を上乗せして住宅ローンを組んでも、35年返済ですから、月々いくらにもなりません。太陽光パネルは、仕組みも簡単ですが、そうそう壊れるようなこともありません。

建物は住んだ翌日から価値が下がり始める宿命を負っていますが、設備関係はある意味で投資だと思って取り付けるべきだと思います。
割安な光熱費を生み出したり、太陽で現金を創り出してくれる設備は、正に投資と言わずに何と言いましょう。

私の家の太陽光発電は3.1kw/hですが、あの猛暑で効率が落ちたとは言え、7月は自宅の昼の電気をまかない、さらに残った電気を売電し、口座には12,000円振り込まれていました。

世の中には、株や投資信託などおいしそうな儲け話が沢山転がっていますが、そんなものより住宅設備への投資は、快適な住環境を確保できるとともに、利益まで生み出せる。それこそおいしい儲け話だと思いますよ。さらに、地球環境保全にも役に立てるとなれば・・・・ね。





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