いよいよ2013年の幕開けです。
巳年は全てをリセットして、新たな始まりを意味する年だそうです。経済も政治も正にそのように動こうとしています。また、復興にもドライブがかかることでしょう。
さて、私も元旦の朝に、氏神様でもある織田信長公を祀った建勲神社(たけいさおじんじゃ)に御参りしてきました。今年を占う初おみくじは・・・・・「吉」とでました。一瞬、ありゃ縲怐I!やっちまったと思いましたが、よくよく中身を読んでみるて納得、巳年に相応しい運勢でした。ヨシ!!
2013年は、私ども建築を生業とするものにとっても、大きなターニングポイントになりそうです。
政府が住宅のあり方について、大きく舵を切ったからです。
それは、原発に端を発するエネルギー問題と地球環境保全のCO2削減というテーマです。
要するに省エネあるいはエコという概念を住宅そのものの品質基準と装備する住宅設備に課したというわけです。
さらに、政府が主導するわけですから、アメも忘れていません。それは補助金や減免という特典になって、基準をクリアすればもれなく付いてきます。
こちらのエコはエコロジーではなくエコノミーといエコです。
正にエコ・エコ住宅元年というわけです。
住宅で消費する一次エネルギーを極力少なくし、さらに自宅でエネルギーを創りだし、トータルでゼロエネルギーにするというものです。
まだまだ補助金付きで推進レベルなのでしょうが、いつかは義務化になります。
お客様は、この補助金、減免のアメ欲しさに作り手側には当然その仕様を要求することになるでしょう。
作り手側の私たちは、できるだけ予算が掛かり増しにならぬように、工夫しなければなりません。
費用さえ掛ければ、だれだってできます。でもその費用負担がお客様に、と言うのでは本末転倒というもの。
今年は、作り手側の情報収集とこれの分析、そして対応策を頭と技術をフル活用し、費用を極力抑えて実現できるようにせねばならない最初の年でもあると思います。
さらに安定した経営をも維持しなければならないと言う小企業にとっては、イバラの道でもあります。
大手ハウスメーカーは、すでにこれらに対応する準備はすでに完全に整っていると聞きます。
あとは、群雄割拠の地場中小ビルダーや工務店のどこが頭一つリードできるかの熾烈な生き残り競争が待っていると言っても過言ではないでしょう。
私たちは、これまでお建てした200組を越える施主様のアフターフォローのためにも、決して倒産や廃業は許されない運命にあります。
さてさて、今年はこれまで蓄積してきた知恵と技術と技能が試される年のようです。
ライバルは沢山居るほうが、やりがいもあると言うもの。乾坤一擲、新たな一歩を踏み出すと致しましょう。
乞ご期待!!
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