バリュー・クリエーションのブログ

伝統競技の終焉?

 正に寝耳に水の「五輪、レスリング種目除外」
日本人にとっては、女子のスター選手も多く、メダルも大量に獲得している種目だけに、随分な処遇じゃないか!!と憤るのも頷けます。

しかも、レスリングは第1回からの採用種目。陸上競技や水泳にならぶ、正にシンプルにして体一つで競技できる原始的な競技でもあります。言うなれば、オリンピックの歴史と共に歩んできた伝統の競技。

ただ、決定機関であるIOCは、国際機関とは言え、民間団体です。決めているのは人間である以上、何らかの思惑が働くのは当然と言えば、当然とも言えます。

ただ、除外の理由が何なのかというところでしょう。競技人口?
確かに、友人、知人でレスリングをしている人と言うと・・・・54年生きてきて二人、しかもそのうちの一人は母校の一期上の銀メダリスト、太田章先輩です。そう言えば、この先輩も「青春の門」を読んで憧れ、母校へ進学したのでした・・・。

もしかしたら、レスリングは日本ではメジャーな種目だけれど競技人口が少ないのかもしれません。また、ルールが分かりにくいなどというのも理由に挙げられていました。

これはうがった見方かもしれませんが、野球にしろ、ソストボールにしろ、どうも日本人や黄色人種が台頭すると外しにかかるような傾向も否めません

 ヨット競技からセーリング競技に名前が変わったヨットなどは、おそらく99%の人がそのルールすら知らず、中継も開催中は1回こっきり、どこでどんなふうに行われているのかも知り得ないでしょう。

それでも、ちゃんと競技としては残っていますし、あろうことか凧に曳かせるカイトセーリングなる信じがたいセーリング種目まで取り立たされています。こんな種目、いったいどんだけの競技人口が居るのかと思ってしまいます。

ただ、あくまで日本人の目からしか見ていませんから、実はヨーロッパやアメリカでは超メジャーな種目なのかもしれませんが・・・。

いずれにしても残念な事は、民間団体で思惑蠢くIOCの理事に、日本人が一人も居ないことは大きな痛手であることは確かなようです。「レスリングをなくしてもらっては困る!!」の一言が言えないという訳です。

あれだけ世界中から注目を浴びた日本人は、決められたルールに粛々と従うしかないのでしょうか。
どうも水面下工作が苦手と言うか、潔しとしないのが我々日本人のようです。
このままで行くと、TPPも同様になるような気がしてなりません。

結局は、ルール作りに参加もできず、決められたルールに潔く?従うという構図が見えてきます。
足元を見透かされ、領土まで分捕られる日も遠からずということだけは避けたいですね。我々子孫のためにも・・・。
なにしろ、お隣の国々は、「本気度200%」ですからね。外交努力で何とかなんだろう位に考えているのは、日本だけかもしれません・・・。




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