バリュー・クリエーションのブログ

私も該当者

 実は私、日本体育協会の公認指導員(セーリング競技)なんです。
隔月に「スポーツジャパン」という協会報が郵送されてきます。
コーチング法や安全、保健などのことが実践的な記事となって載っている実務書的な情報誌です。

 この記事の中に、会長からメッセージとともに、「倫理におけるガイドライン」の徹底依頼というのがありました。
これは平成23年4月1日改定となっていますので、今回の体罰事件よりは前に書かれたガイドラインであると思います。このガイドラインは指導者や競技役員のみならず、競技者にも適用・該当するものです。

その中には、身体的・精神的暴力行為、セキシャルハ・ラスメント、薬物乱用の厳禁と防止について、事細かに記されています。

さらに、性的暴力、表現を受けて不快に感じた場合は無視せず、相手に対して「不快である」旨をはっきり意思表示すること。注意・・・無視した場合は「受け入れている」と相手に誤解される恐れがある。)とまで記されています。

さらに、倫理ガイドラインは指導的立場や先輩という立場を利用して、人道的に反する行動や強要をしないこと。精神的・身体的暴力を与えないこと。

さらには、補助金などの経理処理の明確化、指定の見返りに賄賂等の受け取り、組織内の金銭の横領などを厳禁とし、罰則規定まで設けています。

 そして、代表選手の選考に当たっては、選考基準を明確にし、公平かつ明確な選考基準を示すこと。選考基準について質問や抗議等があっつた場合は、速やかに対応し、相手に理解され得るような明快な説明を行い、適切に処理することと記されています。

いかがですか、薬物以外全て該当する競技団体がありますよね。
日本のお家芸、全日本柔道連盟です。JOCから指導される以前に、この柔道連盟も日本体育協会の加盟団体だったはずです。

しかも、指導者は更迭したのに、連盟幹部はそのまま続投と言うのですから、開いた口が塞がりません。そこまでして、役職にすがりつきたいのかと、情けなくなってしまいます。
他団体はさておき、私自身もこの倫理ガイドラインを徹底して実践しなければならない該当者でした・・・。

ドーピングは別にして、この倫理ガイドラインは、一般の企業にも十分通用するものですし、改めて社内にも徹底しようと思います。
中小企業とは言え、社長の一言って、重いんですよね。よくよく考えてから発言するよう気をつけます・・・・。




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