確率割合25%です。かなりの割合です。
実はこれ、昨年調査された職場内でのパワハラ、つまりパワーハラスメンの実態調査から浮かび上がった過去三年以内にパワハラにあったという実態データです。
単純に計算しても、私どもでも3人ぐらいは居たことになります。
企業内のセクハラと同じく、肉体的攻撃や心的攻撃も含まれます。
物理的な暴力、口の暴力、イジメ同様の仲間外しや無視なども含まれます。
これらは、自分の受ける感じ方も様々で、これも往々にして加味されているようにも感じます。それを考えると4人に1人というのは多いのか少ないのか・・・。
ただ、厚生労働省の「職場のパワーラスメントの予防、解決に向けた提言」の中には、気になる行為類型が含まれていました。
それは「過大な要求」です。「遂行が不可能なことの強制」とあります。さらに「各企業で線引きが容易でないため認識を揃えて適正な業務範囲がどこまでかを明確にすることが望ましい」とも記されています。営業目標を持ったこともない木っ端役人らしい言い回しです。
先日他界されたリクルートの創業者、江副浩正氏はいみじくも言っています。
「すでに見えているようなら目標ではない」と。爪がかかるかどうかぎりぎりの高い目標を設定し、これに向かって全力で努力することが人の潜在的な能力を開花させ、信じがたい成長を生むことは、私は数多くの実体験として知っていますし、確信しています。
そのギリギリの目標、見えていない目標を人は「不可能」とか「絶対ムリ」と言います。これをメンバーに上手く強いるのが「要望性の高い上司」と言われ、上司力の評価でもあります。
この「上手く強いる」というところが肝心で、ここへはフォローが欠かせませんし、フィードバックも欠かせません。つまりは暖かく見守り支援するココロが必要と言うことです。
これなしで、強いれば提言が示すところの「遂行が不可能なことの強制」にあたるのでしょう。
ただ、フォロー上手な管理職が星の数ほどいるリクルートの超活性化集団は別として、一般企業ではフォローもフィードバックもなしに、仕事帰りの飲ミニケーションだけで、「遂行が不可能なことの強制」を行ってきたからこそ、奇跡といわれた戦後の高度経済成長もあったのだとも思います。
時代が変わったのでしょうね。経営者も上司も先輩も時代の流れを敏感に感じられないと「浦島」と揶揄される時代です。
ただ、臆病な上司が「遂行が不可能なことの強制」を避け、部下に迎合して達成しやすい目標を設定すればしたで、「能力や経験とかけ離れた程度の仕事を命じること」も立派なパワハラにあたるといいますから、さじ加減が難しそうです。
まったく、世間知らずの木っ端役人の考えることは困ったものです。
毎日毎日否応なしに襲い来る経営者の肉体的苦痛や精神的苦痛は、誰が守ってくれ、誰が取り去ってくれるのでしょうか。
それはとりもなおさず自分自身でしかないんですよねぇ。わかっちゃいるけど・・・・トホホです。
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