バリュー・クリエーションのブログ

有効活用

 資源の有効活用と言われて久しいのですが、建築現場で気になるのが、鉄の大型ゴミ箱いっぱいになる端材や残材、包装のダンボール類です。

簡易包装にはなりつつありますが、傷をつけては施主様にも申し訳ないので、ダンボール梱包は必要です。その解いたダンボールは、軽トラック山積みになるほど出ます。
これを雨ざらしにして、ただただ捨ててしまっては、ただの廃棄資材です。

このダンボールは再生できます。ちゃんと業者に引き取ってもらい、再生するようにしています。
それと、木材の切れっぱしです。
柱上のものから板状のもの、いくら効率よく使っても、こちらもかなり出ます。

冬場などは、薪ストーブなどでくべる方々が多く、よく取って置いてくださいと頼まれます。
しかしながら、冬以外のシーズンとなれば、これはもう廃棄するしかありません。建築の材料には到底短くあるいは小さく、使える場所がないんです。

当然産業廃棄物業者に引き取ってもらうのですが、これとてお金がかかります。
先日、ホームセンターに行って目からウロコでした。

ホームセンターでは客から依頼された材木を、ちゃんとお金を頂いてカットしてくれますが、その余った部分は、返してくれません。それを袋に詰め放題で300円などで売っています。
聞けば結構需要があるのだそうです。

これもアイディアです。
私どもは切れっぱしを売ることはできませんが、ご自由にお持ちくださいというのは可能だと思います。
しかも、夏休みですし、子供さんたちには需要があるのではないでしょうか。
さっそく試験的に現場にラックをこしらえて、やってみることにします。
これも有効活用の一つになるかもしれませんね。しかも地域に貢献できるし。

ただ、そのラックも材料を購入してと言うよりは、残材でこさえないと、本末転倒なんでしょうけどね。





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