今ほどPCも身近ではなく、世の中にワープロというものが幅を利かさせていた頃、シャープから手書き入力できる電子手帳が出ました。その名も「ザウルス」
字の下手な私などは、こんな自分のへたくそな字も判読して、活字に変換し、スケジュールに書き込まれる仕組みに感激したものでした。
今やそのザウルスもYahooのオークションでは100円や200円で出ています。
そんな電子手帳なんて買わなくても、スマホ一台あれば事済んでしまう世の中です。
ましてや便利なアプリがあればスケジュール管理までしてくれて、秘書要らずと言ったところです。
B5サイズのラップトップPCもいいのですが、持ち運びに不便で、いちいちスケジュール管理をするのに起動せねばならず、これには閉口してしまいます。
私などは、携帯はガラ携で、スマホは持たず文字も大きなミニipadを持ち歩いています。
こんな50男でもそうなのですから、若い方々などはスマホ一台でちょちょいのちょいと日程の管理などもされているのでしょう。
と、思いきや面白いデータが出ていました。
日々のスケジュール管理に手書きの手帳を使っている割合が最も多いのは・・・・・・・20代。
その割合は45%。驚きですねぇ。
全年代では40.4%が手書きの手帳だそうです。スマホは何と20.7%だそうです。
ちなみに、私の世代は手書きにしているのは35.8%だそうです。
もしかすると後生大事に「ザウルス」をまだ愛用しているご同慶もおられるのかもしれません。
ただ、手書きのアナログ派とスマホなどに書き込むデジタル派が居るものの、実は併用している方々も34.8%も居るのだそうで、特徴や使い勝手で使い分けていると言うのが本当のようです。
来年から併用と言う方々もおり、その割合は56.6%にも上るそうです。
現在はデジタル派だが、来年からアナログ派に切り替えるという方は、「とっさのメモを取るときに不便」とか、「データが消えてしまう可能性がある」などが多いようです。
確かに、私の友人はうかつにもトイレでスマホを水没させてしまい、データがお釈迦になって、その後の1週間、自分のスケジュールが全く分からなくなったと泣いていました。
私はと言えば、とっくにザウルスは卒業し、手帳を日程と工程の2種類に使い分けて、手書きでやっています。そして使用するペンは、消すことの出来るボールペンです。
近頃では、手書きにした手帳をそのまま活字に変換してくれるアプリなどもあるようで、世の中には便利なものが沢山出てきてるんですね。
そんなことよりも、近頃、書いたスケジュールさえもうっかり忘れてしまう年老いた自分の脳に情けなることがしばしばあります。(笑)
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