住まいず11代目のブログ

今あるものを存分に生かす尾道①~街づくり事業編~

霧島市のポップスターを目指す11代目です。


久しぶりの投稿となりますが、

先日1泊2日で訪れた尾道のお話を少々。

書いてる途中で長くなったので2回に分けて書きます。


前編は事業として街づくりに取り組んでいる企業について、

後編はNPO法人として空き家対策の側面から街づくりに取り組んでいる

方々についてです。


それは、同業&同級生の社長からのお誘いで始まりました。

広島県尾道市といえば、映画「時をかける少女」や尾道ラーメンで

有名な街ですが、我々の業界的には街づくりがかなり進んでいるということで

知名度が高かったりします。


一度は行ってみたいと思っていた尾道に行けると言う事で

ワクワクしながら新幹線に乗り込みました。


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こちらが高台からの景観。


海を挟んでたくさんの離島を抱える尾道市は

人口が13万8千人ということで我らが霧島市12万6千人とほぼ同規模の街で、

港に面しているけれど、山手にも近いのが特徴です。


映画などで有名な尾道市も観光面では深刻な問題を抱えていました。


それは、


観光客が素通りする。


ということ。



元々映画などの影響で観光に来る人は多かったのですが、

基本的にラーメンを昼に食べて景観を見て泊まるのは近隣の街になっていたそうです。


素通りするということは観光客はほぼその街でお金を使わないということなので、

それは実にもったいない。


それならどうやったら泊まってくれるようになるかということで、

地元企業のディスカバリーリンクせとうちさんが取り組んだのが

空き家になった古民家や倉庫を改装して宿泊施設にするというもの。


今回見せて頂いたのが、山手の古民家をリノベーションした湊のやど

海沿いの倉庫を改装したonomichi u2の2施設。


湊のやどで見学したのは築100年以上の古民家。


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有名建築家によってデザインされただけあって、

素晴らしいしつらえになっています。

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一軒家毎の料金設定なので、大勢で泊まったほうが

安くなるのも面白いところ。

建築好きには堪らないと思います。


そしてもう一方の

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U2へ。


こちらはただの宿泊施設ではなくて、自転車を乗る人をターゲットにしている

ユニークな施設です。


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というのも、尾道市はしまなみ海道という

世界的にも有名なサイクリングに適した道があって、

そこ目当てに大勢の方が自転車を持って訪れるそうです。


普通のホテルだと自転車は施設内には置けないので

U2内にはそういう場所も用意したり、

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食事もできるようにレストランや

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朝食のパン屋さん

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バーや自転車屋まである巨大施設になっています。


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私も初チャレンジでサイクリングしてみましたが、

ヘルメットが小さすぎて頭が痛かった以外は風が気持ち良くて

素晴らしい体験になりました^^


今では多くの宿泊客が訪れているということで、

新しい施設を建てなくても今あるものを生かすという

やり方を間近で実例付きで、会社の方にも説明してもらって

非常に勉強になりました。


霧島市でも何が出来るのか良いキッカケになりました。


もうこれだけでも凄いのですが、

今度はNPOの働きかけても非常に面白いのでこれは次回に^^
家づくりの小冊子