かなり久しぶりな統計ネタを。
一昨日、国土交通省が興味深いデータを公表しました。
その名も、
「訪日外国人流動データ(FF-Data)」
なるもの。
一体どういうものかというと観光などで訪れた
外国人が国内でどういう動きをしているかのデータになります。
↑の感じのデータを公表しているのですが、
どう読み込めば良いのかチンプンカンプン^^;
そこで上手にまとめてもらったのが、
こんな感じで国籍別に各都道府県に訪れている数です。
このデータだと九州は韓国に近いからか韓国人の訪問が多いようです。
1位は東京なのは夏特なのですが、他の国が大体都市圏がTOP3位になる中で
台湾人だけが北海道や沖縄などの地方に行っているのが興味深いです。
色々とこういうデータはありますが、個人的にショックだったのが
以下の3つ。
簡単に言うと、
・都道府県間年間流動量ランキングのTOP60に鹿児島が無い><
・九州へ来る外国人は主に福岡、熊本、大分がメイン
・鹿児島への外国人訪問者は下から数えて九州3位で、
長崎の5分の2、大分の5分の1、福岡の9分の1の10,8万人
という結果です。
結構観光が売りの県という認識がありましたが、
外国人の訪問者はまだまだこれからといった感じがしました。
でも思い出してみると、丁度先日の夜、ホテルをしている叔父に
呼ばれてオランダから来られた学生さんの通訳を手伝ったんです。
ただの通訳かと思いきや、どうやったら高千穂の山に登れるかという
質問でした。
我々霧島市民にとっては車があるのでどこそこ行けますが、
公共交通機関で移動することが多い外国人観光客には
なかなかそういった情報が見つからないとのことでした。
私自身聞かれてもあまり応えられなかったので、
地元の観光のことをある程度は知っておかないとなと
思わされた11代目でした。