今日は食品庫についての序章。
名前のとおり、保存食や買い置きをストックする場所になります。
ほとんどがキッチンの流し台の横側か後ろのスペースに設けることが多いでしょう
一昔前は、床下収納という形もかなりの家であったと思います。これは矩形の間取りが主流だった昔は、わざわざ食品の為に
物入れを作るのは贅沢だ!、みたいな発想があったのも事実です。でも、これはこれでメリットもあって、
床下は非温熱空間でしたから、野菜や果物などは長持ちさせることが可能だったんですよね。野菜ががカチンコチンと凍って
いたなんてケースもあったかもしれません。
でも、怖いのは・・・「ギクっ!」とか「ピキっ!」という体の悲鳴・・・。腰に負担がかかるので近年は需要が減りつつありますね。
でも、それ以上に怖いのは床の断熱工法の選択を間違えるとえらいことが起こるということです。
弊社の物件では皆無ですが、他社施工の現場でえらいものを見たことがあります。「臭い」「湿気」「結露」・・・
想像つく方もいるかと思いますが、床下が大洪水になっている状況です。構造や断熱にも大きな接点がありますが、一歩間違えると
取り返しのつかないことになるでしょう。
今日のひとこと。
「むやみな収納は管理もそれだけ大切になる!」
明日は、その状況を少し説明します。