毎日毎日、もう言葉にしたくないようなウイルスの話題ばかりですが、住宅に潜むリスクを少し。
ここ数日は暖かくなってきましたので、内気と外気の温度差はだいぶ緩くなってきました。
シックハウス対策ということで現在の新築住宅には24時間換気の設置が義務付けられてます。
簡単に言えば家に誰もいなくとも、家中の空気を2時間に一回全交換するというのが定めです。
この手法には、機械を使った様々な方法(熱交換、ダクト式、局所併用等)がありますが、
これっていうのはあくまでも機械に頼った場合の選択になります。
いうなれば人為的な行為がない場合の評価になるので空き家の状態であっても確実に空気が入れ替わるための
手法にすぎません。
で、何が一番いいのかというと、当たり前ですが、在宅していれば窓を開ければ一番効果があるということです。
この場合、基本、家にある窓全部を開けるのが当然一番いいのですが、リビングの掃出し窓や水回り。玄関や居室も
一時的(数分程度)でも開放すればOKなわけです。この場合はできるだけ部屋の対角線の窓を開け、また入る方の窓は
小さく、出ていく方の窓は大きく開けるのがベストです。
これからの季節は暖かくなりますがウイルスというよりは花粉やチリが気になることもあります。
しかしながら換気設備のない古い家においては有効になるので積極的に外気との入れ替えを行って欲しいところです。
洗濯物を出来れば外で干すという感覚で外気を積極的に入れ込む方法が一番であるということを意識してみては
いかがでしょうか。
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