みなさんの家にも必ずと言っていいほどある部材です。
建築図面では「巾木」と書いてあります。
前回の廻り子と同様に見切縁の一種で、床と壁の境目に施工するものです。
ではどんな役割があるのでしょう?
幅木の役割としては大きく分けて2つあります。
まず一つ目は、壁を守ること!
床と壁の境目ということは、物が当たったり足が当たったりと酷使される部分です。
みなさんも経験あると思いますが、掃除機かけとるときにボンボン当たりませんか?
そんな時でも幅木があるので、壁材が痛んだり壁紙がはがれたりしないんです。
もう一つは、壁と床の緩衝材としての役割です。
壁と床は完全にくっついているのではなく、少しだけ隙間(遊び)あります。
隙間があることで壁材や床材が多少動いてもその力を逃がすことが出来るんです。
もし幅木が無かったら、その隙間にゴミが溜まるとみっともないですよね!
なので、幅木を緩衝材として設置しているのです。
また、幅木は廻り縁と同様に部屋の印象を左右します。
壁紙の色と幅木の色の組み合わせ次第で明るくなったり、落ち着いた感じになったりもします。
家づくりでは、このような部材一つ一つの色や材質などを決めていきます。
一見面倒くさいかもしれませんが、一生に一度の家づくりです!
細部までこだわり抜いた我が家をジョイナス住宅と一緒に形にしていきましょう!!