リフォーム中の現場へ行ったら、ちょうどベランダの防水工事をしてました。
ウレタン塗膜防水で、何層にも分けて塗装をしています。
写真は中塗りをしとる最中の写真です。
これからトップコートをして完成となります。
一般家庭で用いられる防水工事はウレタン防水とFRP防水の2種類です。
まずはウレタン塗膜防水の特徴です。
ウレタン樹脂は低反発マットレスにも利用されているように、柔らかい皮膜が特徴です。
液体状の材料を使って現場で仕上げる為、複雑な部位への施工も可能になります。
メリット
・防水層が軽量なので、建物への負担が少ない
・FRP防水に比べて安価
・複雑な部位に施工可能
・継ぎ目の無い施工が可能
デメリット
・各工程で乾燥期間が必要なため、工期が長い
・均一な塗膜が難しい
・定期的にトップコートする必要がある
続いてはFRP防水です。
FRPとは繊維強化プラスチックの略で対衝撃性、耐水性、加工性に優れていて自動車のバンパーやヘルメットなどに使われています。
しかし、動きに対する対応性が脆く地震などによる下地の動きに対応できずに割れてしまうこともあります。
メリット
・強度、軽さ、耐水性、耐熱性、耐久性に優れている
・均一な厚みで施工が可能
・速乾性なので工期が短くて済む
・トップコートのバリエーションが豊富
デメリット
・コストが高い
・臭いが出る
・湿気や化学反応で硬化するので外気温に左右される部分が大きい
とこんな感じです。
どちらの防水にしても耐用年数は概ね10~15年。
定期的にメンテナンスをしないと水漏れの原因になります。
うちのバルコニーは大丈夫かな?と思った人は気軽にお問い合わせください。
もちろん見積りは無料です(^^♪