私達は木造住宅を造っています。なぜ住宅造りに木造を選んだのか理由を述べますと、
1.木造は他の構造材より安い、2.熱が伝わりにくい(断熱がよい)、3.吸湿性がある、4.軽量で加工しやすい、
5.木に粘りがあり耐震性がある、6.間取り・外観の自由度が高い・・・
などがあげられます。 よい部分があれば悪い部分もあります。
1.耐久性が他の部材(鉄・アルミ・コンクリート)より低い、2.火に弱い(鉄・アルミも弱い)、
3.造作に高度な技術が必要、4.害虫による侵食を受けやすい・・・などでしょうか。
1.の耐久性は、水に濡らさない、通気を取る など施行を工夫しています。 2.の火に関しては、
コンクリートのマンションも木を使わないビル建築でも火災になります。建物よりも内部に置かれている人間が
使用する物からの火災が多いのです。木造も含めどの建築物も耐火ボードを内装に使い燃えにくくしているのは
代わりありません。3.の技術力は、大工さんの腕次第なのでどの建築も同じ悩みと言えます。
そして今回注目したいのは、 4.の害虫による被害の話しです。
クラフトホームでお造りしている木造住宅は〝ホウ酸〟でシロアリから守っています。
壁の通気や基礎冷暖房などを使う私達の住宅は〝ホウ酸〟以外の、合成殺虫剤(農薬)は強烈な臭いで使わず、
以前使っていた墨のカーボンも見た目の関係で切り替えました。
〝ホウ酸〟は無味無臭で体に害がないので、構造のベニヤなど幅広い部分に散布することができます。
最近のシロアリはアメリカから強力なシロアリも遠征して来ているとかで、しっかりと処理しておかないと
木造住宅の寿命をも縮めてしまいかねない重要な要素を占めています。詳しくは弊社シロアリ施行会社
「日本ボレイト株式会社」のホームページhttp://borate.jpを見てください。
また、からだに負担が掛からないので女性の施工者もがんばっています。
そして・そして、住宅造りに木造を選んだ最大の理由は、私達が『木が大好きだから!!』
なのであります。
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クラフトホーム社長ブログ の紹介
設立当初より、介護が必要な方や高齢者の方のための新築やリノベーションを中心に行ってまいりました。 その過程で「より健康に暮らせる家づくりとは」を模索していく中、塗り壁や無垢の木など自然素材を使った家づくりを行っております。 このブログでは社長山崎の活動をご紹介します!