今の世の中、物が溢れかえっていて、
廻りを見渡せば大概の物はみなさん持っていますよね。
「物が売れない」と言われて久しい昨今。
ましてや私共で扱う注文住宅は数千万円のお買い物。
そうそう売れる物ではありません。
私共のような小さな会社にご依頼いただくみなさまは、
とっかかりとしてホームページに載せている建物をご覧になって、
「こんなすてきな注文住宅を建てたい」
と思い、ご注文いただく方がほとんどです。
ホームページには、私達の「住宅に対する熱い思い」を表現しています････
そのつもりです。
でも、
みなさんにこの私達の熱い熱い思いが届いているのでしょうか？？？
疑問符が何度もついてしまいます。
私のこの思いが、あなたに届いていないことをつい、
創造してしまうのです。
このままではいけない。
そんなネガチブチックな思考の中、
4月29日昭和の日に原宿まで出かけてきました。
まだ20代の若かりし頃、この竹下通りを毎日通り
建築デザイン事務所に通っておりました。
徹夜の連続で若かったからやれてたなーなんて
思いつつ、
ある作家さんを招いたセミナーに出向いてきたのです。
私が尊敬するBBM土井さんの主宰する、
「有川真由美さんと学ぶ、著者のためのブランディング講座」
です。
私が作家になろうとしているという訳ではないのです。
が、
最近のSNSがいろいろな形で伝えるのは、みな文章なのです。
私は本好きの人間です。
なので、中学生の時代からジャンルにあまり拘らず、
若い時はそれこそ寝る間を惜しんで読みふけっておりました。
読むのはいいのですが、書くのはいけません。
書くのが今一つセンスに欠ける････
と自分で思っています。
そこで勉強を決意したのです。
土井英司さんの
「ビジネスブックマラソン」をネットで愛読しています。
その土井さんが推薦する書籍の中で、
私自身がいろいろな良書とめぐり合うことができています。
その中で、「起業の技術」浜口隆則さんのこの本は、
自社のあり方をもう一度見つめ直す
よい機会を与えていただいた一冊。
もちろんセミナーにも参加しました。
さて、
そこで自社のホームページをみると、
やはりまだまだです。
やりたい事は数々あれど、時間とお金の問題です。
あまりお金はかけられない。
でも、
注目されるホームページにしたい。
も少し時間をかけて、
あなたの心に残る文章を書いてみたい。
そんな想いを秘めてのセミナー参加なのです。
事前に有川真由美さんのご本を三冊読んでみました。
働く女性の姿勢や考え方、心の持ち方などをじょうずに解説、回答されていて、
なるほどこれなら売れるな。
と思う内容の本たちばかりです。
セミナーの中では、土井さんが進行と質問をおこない、
鋭いつっこみと分析で著者の話を
その場でバンバンこちらに伝えてもらえるので、
すごく分りやすいのです。
このセミナーには、土井さんの指導ですでにご自身の書籍が出版されている
〝著者〟の方が見えられていて、
そのほかの人たちも大半が出版関係の人間で、
私ひとり、
どちらかと言えば門外漢なのです。
でも、このセミナーは実際の作家としての活動の方法として、
企画のコツ・勘所・文体・コンテンツ管理・取材・ファンのこと・出版社編集者のことなど、
どれも具体的な内容まで踏み込んでの話ばかり。
いわゆる業界の裏事情や解説なので、
これから本を出したいと狙っている人には打って付けのセミナーですね。
私のような文章を磨きたいと目論んでいる人間にだって、
ものすごく参考になる話ばかりです。
まだまだこのようなセミナーが続くようですので、
事あるごとに参加して、文章力を磨く訓練をしていこうと思います。
数年後には見違える文章を書けるかな？
見果てぬ夢で終わらぬように、頑張ります。
