どれぐらいの時間がかかると思いますか？
答えは・・・・
ありません！
と言うか、答えはあり得ないのです。
住宅に必要な打合せ・決め事は、多岐に渡ります。
私たちの打ち合わせ内容の一部を列挙しますと、
1. 間取り(何度も何度も練り直しがあります)
2. 土地に合わせた建物のボリューム(大きさが価格に影響します)
3. 木造工法の説明(信州の杉・桧の無垢材を主に使用しています)
4. 体にやさしい白アリ対策のホウ酸の説明
5. 地面の調査・補強の説明
6. 基礎の方法や説明
7. 断熱(ウール断熱材)・結露をさせない工夫の説明
8. 遮熱(リフレクティックス遮熱)の効果と省エネルギー対策の話
9. 屋根材の種類・色
10. 外壁はスイス漆喰をお勧めしているので、その効果と説明。
11. エッグウォール壁紙(廃材でしかなかった卵の殻を再生利用した製品)の説明
12. 天然スタイル土壁(ゼオライト・ケイ素などの安全な鉱物)の説明
13. サッシの種類・色、玄関ドアの種類・色
14. キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面など住宅設備機器の種類・色
15. 換気・空調の方法・種類(CCFスタイルを推奨)、場所・台数
16. 照明器具の種類・色、場所・個数
17. タイル・石の使い方、種類・色
18. 内装に使う木の種類・色 塗装の方法、種類・色
19. 雨樋や板金の種類・色
20. 床材の種類・色(カバ桜を推奨)
21. コンセント・スイッチ・TV・LAN等々の配置・個数・種類・色
22. 外構のデザイン(この部分が建物の良し悪しに影響します)種類・色
23. ローン・登記・申請関係・補助金関係・見積もり などお金・書類の話・説明
etc・・・・・
いかがでしょうか。
これらの決め事を、
打合せを重ねながら図面に落とし込んでいきます。
物を決めるだけではありません。
ご家族一人一人には、住宅に対する想いがあります。
その想いを余すところなく伺い、その想いを図面に書き込みます。
私たちのもとへやって来られたお客様が、
〝打ち合わせ時間を制限する会社が存在する〟と教えられました。
そんな事できるのかな・・・・？
疑問に思いました。
でも、分らないこともありません。
ときには、
三時から始めた打ち合わせが夜までになったこともあるのです。
現代人は忙しいです。
打ち合わせに使える時間帯は土曜・日曜・夜など、
お客様の仕事・用事以外の時間にしかできません。
お客様だって、そうそう時間も取れません。
なので、
ある程度仕様や工法は決めています。
でもやっぱり、時間はかかるものなのです。
そこをシステム化したり端折ったりするのは、どうなのでしょう？
住宅は、人と人とが係る仕事の最たるものだと思います。
私たちの住宅は、仕様・工法などは現代の先端を仕様としていると自負しています。
ですが、
こと打ち合わせにかんしてはデジタルではなくアナログでよいと思っています。
これからも時間をかけ、
お客様の人生をお聞きしながら住宅造りを続けていくのです。
あなたの気持ちをとことんお話しください。
私たちが、あなたの想いを実現します。
この姿勢は変わることはありません。
