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土地探しは恋人探しのようなもの

わが社のホームページを見て、訪ねて来られたお客様がいます。

ハウスメーカーやいくつかの工務店を廻られたが、しっくりこなかったとの事。

いろいろ探していて、弊社のホームページに『ピンとくる』ものがあり、

おんぶのお子様といっしょにお見えになりました。

わが社のことをいろいろと説明し終わると、

すでにこれはと思う土地を見つけているとのこと。

さっそく次の日にその土地を見に、私と設計の専務とで伺いました。

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駅から徒歩20分、何よりも現在の住まいからほど近く、

お子様の学区域に入っているので結構気に入っているご様子。

二人で検分させていただくと・・・・。南北の道路に挟まれてはいるものの、

通行量も少なく北は住民の道路で幅も6mあり良好。

風通しもよく日がよく当たり、道を挟んだ南側が公園で建物が建つ様子もなく、なかなかよい環境です。

JR沿線のわりに値段も抑え気味なのでそのへんを伺うと、

「現況渡し」と言われているそうです。

もともと一軒家だった土地を二分割して販売しています。

片方はすでに業者に買い取られており、こちらの土地には、細い水道管が入っているだけで、

ガスも下水も土地にはありません。

そこらへんを見越して不動産屋さんは「現況渡し」と案内しているようです。

少しお値段は下げられているようですが、そこは交渉の余地ありです。

土地を販売する場合、ライフラインである上水道・下水道・ガスが土地内に引き込まれていなければいけません。

電気は、電柱や電線がそばにあれば、他の土地を越境しなければ空中で引き込めますが、

水とガスは地面を掘らなければ引き込むことができません。

地面を掘る工事は1m単位で何十万円も掛かるため、予想外の痛い出費になってしまいます。

なので、買おうとする土地に、上水道・下水道・ガスが引き込まれているかいないかは、

とても大事な条件
なのです。

働き盛りのご主人はなかなか時間がとれず、家のことは奥様が進めるしかないようです。

プランの作成と役所関係の調査に時間を頂き、二週間後に会う約束をしてお分かれしました。

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土地探しは恋人を探すようなもの。

ピンときたらすぐに手を打たないと他の人の手に渡ってしまいます。





しかしその心理を、土地を販売するだけの不動産屋さんは巧みに突いてきます。



その土地を手に入れたいのはヤマヤマですが、チョット待って「信頼できる工務店」に見てもらいましょう。

それも設計・施行の両方できるところがベスト

設計の立場、施行の立場、両方の観点から客観的に判断・調査をし、

すぐにラフプランにかかれる。など特典がいっぱいなのです

不動産屋さんは情報をたくさん持っていて土地に関してはプロです。

とは言え販売するのが主体で、流通の人で、物造りの人ではありません。

売ったら終わりの立場の話だけではなく、


「物造りのプロである工務店に一度土地を見てもらいましょう。」


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家造りは一生の一大事です。

長い長いローンを組んで大金を払うのですから、


誰しも失敗はしたくありません



ご自分で払える金額を知るためにローンの審査をかける必要もあります。


土地だけに金額が掛かり過ぎて、肝心な家造りに思うような金額が掛けられず、

ガマンするところだらけの家造りになってしまうのは寂しすぎます。




この方の少し前に、やはり土地探しを私達といっしょにしていた方がいます。

気に入った土地でも私達の判断で、あまりにも湿気っぽい土地なのでやめていただいたり、

タッチの差で先に買われてしまったりした末に、



うちの専務と『コレは!』と思う土地


を見に行った時、

たまたま不動産屋さんが現地におり直接話しを聞き情報を得られ、

お客様もうちの専務も『ピンときた土地』でしたのでスムーズに審査をかけ、

ローンアドバイザーの資格を持つ専務の助言のもと、

納得のいく価格で購入することが適い、現在プランを進行中です。

こちらの方は奥様がおなかが大きいので私達が出向き、いろいろなご意見を伺いながら話を進めています。

これはと思う土地を見つけたら遠慮せずにご連絡ください。


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余計な心配をしなくて済み、

『楽しい家造り』に没頭することができますよ。
家づくりの小冊子