倉敷で家づくりをしている木絆のblogです。
「ユニットバス」
って、よく聞くけど、一体どうやって組み立てるの?
どんなふうにできてるの?
というのは意外とご存知ないというか、見る機会がないですよね。
今日はユニットバスの組立写真をアップしました。
・まず最初は、床を組立ます。次いで浴槽を設置。
この時に左右や奥行きの配置、床のレベルをチェックします。
縦フレームは、四隅と、出入り口がくる壁部分のみなのです。
・次は、縦フレームに、壁パネルを留め付けていきます。
・壁パネルが施工できました。
・天井パネルを入れて、出入り口の引戸を設置します。
写真の現場は、既存の壁とユニットバスの壁パネルの間にかなり余裕が
ありましたが、
たいていもっと狭くて、垂直が出ていない既存壁だと、
ほとんどすき間がないヶ所も出てきたり・・・。
最後は、出入り口部分を、大工工事で壁を起こして出来上がりです。
意外と簡単な造りなのね?と思われるかもしれません。
従来のタイル張りの浴室と比べて最大のメリットは・・・
・防水構造
・断熱構造
です。
従来のタイル張り浴室は、床下に土を入れたり、
瓦や石を入れてあって、その上にタイル床を施工しています。
・・・つまり、タイルの下部分がだんだん沈んで亀裂が入り、
そこから水がもれて、土台が腐る・・・。
という悪循環を生みやすくなります。
ユニットバスの場合は、床下に必ずコンクリートを10cmほど入れて
しっかり固め、その上にユニットバスの脚を置く。
という構造なので、直接土と接しておらず、
配管スペースを床下にとってメンテナンスが可能です。
また、パネルの外側に断熱材を貼りつけることができるので
断熱性能も確保できます。
次回のリフォーム時は、ユニットバスを入れ替えるだけなので
工事がお手軽に済む。というメリットもあります。
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木絆(きずな) の紹介
よく「家は3回建ててようやく満足いくものが造れる」と言いますが、自分自身も30代で建てた自宅には、「もっとこうしておけばよかった。」という部分があちこちあります。 人生の、一番長く過ごす場所は、自分自身や家族の「元気の源」となる場所です。 3回建てなくても1回で満足度の高い家をご提案することが、自分たちの役割だと考えております。