新井建設のブログ

片流れ屋根

前回は切妻屋根について説明しました。
今回は片流れ屋根についてご紹介します。

こんにちは、
八王子市で自然素材を使った気持ち良い注文住宅を設計、施工している新井建設、代表の新井与四和(あらいよしわ) です。

片流れ屋根の家
片流れ屋根は、切妻屋根を棟に沿って真っ二つに切断した形状の屋根です。屋根の中でも一番、シンプルな形といえるでしょう。

小さな敷地でも設置可能です。最近流行している屋根形状で、建物が小さくても家をおしゃれに見せたい、個性的に見せたいという方にはおすすめですよ。

また、一面の屋根面積が大きいので太陽光パネルをのせる時に便利です。

複雑な部分がないため、工事が簡単で費用も安く抑えられます。
(これが流行の一因とも言えますね)

一枚屋根なので雨漏りも少なく、メンテナンスも容易です。
屋根は補修するとなるとなかなか大変ですので、メンテナンスが容易というのはいいですよね。

一方的に傾斜しているので、傷や劣化部分も見つけやすく、早めに対応できます。

しかし、屋根の前面をどこにするか、傾斜はどうするかはよく考えて決めなければなりません。
一方へ落ちてきますから、雪や雨が流れ落ちる場所が隣の敷地内だとトラブルの原因になります。

また、屋根が一面しかないため、雨が集中してしまい、雨樋へ一気に雨水が流れ込んでしまいます。
一度に受ける雨量が多く壊れやすいので、定期的に雨樋のメンテナンスをするか、
たくさんの雨を受けられるよう雨樋を大きくするか、どちらかをする必要があります。


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