住宅の屋根には様々な形状があります。今回は切妻屋根についてご紹介します。
切妻屋根とはみなさんが屋根と聞いてすぐに思い浮かべる形状で、よく見かける一般的な形状の三角屋根です。
屋根面積、使用材料、雨樋の長さ、棟の長さ、コストなど全ての面で合理的に作られています。
特徴として屋根が2面だけで構成されていて、構造が単純なので比較的丈夫で雨漏りも少なく、メンテナンスも容易です。
屋根は家を雨から守ってくれるので、防水上の欠陥が少ないのは嬉しいですよね。
勾配が急なため、積雪などによって家屋が倒壊する心配もありません。世界遺産の白川郷などの豪雪地帯ではよく見られます。
太陽光パネルの設置を考えている場合、片面は南側を向いていた方が効率よく発電できます。反対に東西を向いていると効率が悪くなりますので注意してください。
片流れ屋根に比べて台風などの強風には弱いです。風の強い地域ではあまり向いていないでしょう。また、日本で一番普及している形のため個性がありません。屋根の色や材質で他の家と差をつけることはできますが、見た目のインパクトは薄いですので、デザイン性や個性を求める人には向いていません。
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新井建設 の紹介
42年間地元一筋 大工親子が辿り着いた、健康に良くて、気持ちが良くて、長持ちして、子供にも安心で、上質な満足感が得られる「本当に良い家づくり」をご提案します。