銀行に住宅ローンの申し込みをすると、
こちらの希望額が融資可能か、銀行は審査をします。
私たちがネットや店頭で目にする住宅ローンの金利は
貸出し金利ですが、一般的に銀行が審査をする時は
店頭金利よりももっと高い金利で計算して、貸せる額を決めているんです。
※フラット３５は住宅金融支援機構、つまり国の政策なので
一般的な銀行の住宅ローンとは違って審査金利は
その月の貸し出し金利が使われます。
「審査金利」は銀行によって多少異なりますが、金利 3.5～4.0％です。
どうして現在の金利で審査をせずに、審査金利というものがあるのか？
現在の変動金利は0.8％を下回っています。
もし、その金利で審査をして融資し、将来金利が上昇すると
返済できないお客さんが出てくる危険性があるんです。
だから、銀行は事前に4％程度の金利でも返してもらえるように
融資額を見積もっているんですね。
お客様のためのようにも見えますが、銀行が焦げ付かないように
安全性を確保しているようにも見えます。
なぜ、4％で審査するのでしょう？
バブル崩壊以降、ずっと低金利が続いているので
「4％なんて高い金利」と考えてしまうのですが
銀行の目線からすると住宅ローンの金利は、
いつかは4％位になるかもと見ているのかもしれませんね。
次回は、具体的に借入可能額を計算してみます。
今は計算アプリとかもあるから、手計算は意味ないかもしれませんが・・・
内容を理解するためには、計算過程を知っておくのも良いかと
では、また
Ｈａｖｅ ａ ｎｉｃｅ ｄａｙ！
