新井建設のブログ

借入可能額を計算してみよう

こんにちは、八王子市で自然素材を使って気持ち良い住宅を提案している新井建設、代表の新井よしわ です。

見学会でご説明

学校ではお金に関する教育をしてくれませんよね。
私も一応、大学まで行きましたがお金の事を教えてもらった経験はありません。
(経済学部とかだったら、教えてもらえるのかな?)

難しい方程式や微分積分よりも、こらからやるようなちょっとした計算の方が
生活には役立つと思うんだけど・・・

余談はこのくらいにして、
具体的に借入可能額 と 返済額の計算を行なっていきますね。

前提条件:申込者 会社員35歳 融資金利は1.0%(変動金利) 審査金利は4.0%
       住宅ローン以外の借入は無し  年収は400万円  35年返済希望
       返済比率は35%(年収400万以上)

まず返済比率から見ると
       400万円 X 35% = 140万円(年間の返済上限)
       140万円 ÷ 12ヶ月 = 11.6万円(月々の返済上限)

銀行はまず、この人は月々11.6万円までならOK と見る

次に融資可能額を計算してみますね
下の表を見てください。

35年返済で金利4.0%の所は 4,427円ですね


返済額早見表

116000円(月々返済額) ÷ 4427円 X 100万円 = 2620万円

この人への融資可能額は 2,620万円 と算出されました。

どうです?単純な計算ですよね。

でも、なんかおかしい気がしませんか?
各家庭で家族構成も違えば、趣味やお金の使い方も違うのに
そういうことはほとんど関係ないんですよね。

次に、2620万円を借りた場合、月々の返済額を計算してみましょう

あれ?月々116000円って言うことで出した数字が2620万円なのに?
ここで混乱するんですよね~

実際の金利は1.0% なので

また表をみてください。こんどは35年返済で1.0%の所 2,822円です。

2620万円 ÷ 100万円 X 2822円 = 73,936円(月々返済額)

「これなら全然問題ない、もう少し多くても返せるなあ」という方もいるかもしれませんね。
でも、年収400万円の場合はこれが上限とみなされるんです。

ここまでのお話しが
銀行目線で見るローン上限、つまり「借りられる額」です。

では、また
Have a nice day!
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