9月末国交省発表の8月度新規住宅着工数では、12ヶ月連続増だそうです。
私どもと関連の深い「持ち家」のカテゴリーは対前年11.2%増。
さて、山形はと言うと対前年同月比では0.6%減です。
宮城や福島が牽引したのでしょうか。全体としては結構な伸びです。
先日、天童市の完了検査を受けた折、担当官からのお話では、すでに昨年12月までの実績を突破したとのこと。とすると、県内でもどこかが冷え込み、天童市は続伸ということにもなるのかもしれません。
天童市には今度、新駅までできる「芳賀ニュータウン」という伝家の宝刀もあることですし、続伸はうなずけます。
確かに仲間内の業者に聞いても、かなりの数の棟数を抱えているとのことでした。
私どもも年内中はもう着工できないくらい入っています。
ただ、4月以降の「すまい給付金」が支給されることも功を奏してか、大手ハウスメーカーは別として、消費税前の駆け込み需要はさほどなかったと各社とも言っていました。
そうすると、アベノミクスによる景気回復の兆しを受けてのことか、超低金利の住宅ローンを受けてのものかということになります。はやり言葉ではありませんが、「お家、いつ建てるの?」 「今でしょ!!」と言ったところでしょうか。
アベノミクスが絵に描いた餅でなければ、金利は上昇に転じる可能性大です。
さらに、アメリカがデフォルトなどしようものなら、日本の金融機関も一斉に金利を上昇させる可能性が濃厚です。
たまたま消費税アップを前にして、確かに業界は好景気かもしれませんが、ある意味で本当の駆け込みはこれからではないかと思います。それは、住宅ローン金利が上昇傾向に動いた瞬間、どうしようか迷っていたお客様が一斉に動き始めるのではないかと思います。
ただ、今でさえ手一杯の棟数を抱えている各社で、その駆け込みを吸収できるだけのキャパがあるのかというとはなはだ疑問です。
いずれにしても金利は月ごとに変動します。
自分の住宅ローンの金利は、ローンの種類によって、適用される時期のレートが異なることがあります。
フラット35などは、完成後の融資実行時の金利が適用されます。つまり、決断したときから数えて4ヶ月ぐらい先の金利が適用されると言うことです。金利が上がり始めたからといって、すぐにそのレートが適用になるとは限らないと言うことです。
いかがでしょう。
現在は信じがたい低金利です。掛け値なしで「得して建てるなら・・・今でしょ!!」と申し上げたいですね。
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