いずれにしても原発が停止している以上、現在は化石化燃料でエネルギーを得ています。
これがないと、柔な現代人は生きてはいけなくなってしまいました。
つまり、どれかのお世話になると言うことです。
東北電力が推奨していたオール電化住宅も電気料金の値上がりによって、その有り難味が薄れてきたことは以前お話しましたね。
それでは、現在はいったいどれだけ有り難味があるのかを検証してみました。
だいたい私どものお客様も90%はオール電化にされます。
残りは、灯油とガス、電気の混成利用です。煮炊きはガス、給湯や暖房は灯油、そして冷房は電気と言ったところです。
私どものお建てしている住宅は建坪が5坪の総二階で合計30坪が標準です。3LDKkじゃ4LDKと言ったところで、4人家族が主です。
この条件で、前述のオール電化住宅と混成利用住宅の光熱費を比較してみました。
さて、値上げ後には、どちらが有利なのでしょうか・・・。
答えは、オール電化のほうが月々9,4000円程度割安です。これ、年間にすると112,800円割安になります。
ただ、IHクッキングヒーター、エコキュート、フル暖エアコンなどを含めたオール電化仕様にするには、器具や取り付け手間賃などを含めると約100万円掛かり増になります。
年間112,800円割安になるのですから、初期投資した100万円は、8年10ヶ月で確実に元が取れるという計算になります。ただ、これからも電気料は上がるでしょうから、9年で元を取るぐらいに考えるべきでしょう。
日本の電化製品は優秀です。10年かそこいらでは壊れるようなことはめったにありません。
そうすると、壊れない限りは今後の電気料値上げを勘案しても毎月9,000円程度は、返済に回すこともできると言うわけです。
さらに、150万円程度上乗せして、4Kw/hの太陽光発電を搭載すれば、こちらも雪国山形でも9年程度で元が取れますから、それ以降は月々平均約14,000円程度売電による収入が期待できます。
オール電化での光熱費節約と売電収入で、10年目からは23,000円ほどローン返済に回せると言うわけです。
もっとも、発電の買取金額や電気料が極端に変わらなければの話ですが・・・。
こう考えてくると、住宅建築にかかわる費用の中でも、設備機器選びは将来のライフスケジュールを左右する大きな要因と言うべきですね。
たかが器具、されど器具。住宅設備は慎重に選びたいですね。
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