バリュー・クリエーションのブログ

驚異的な伸び

車で走っていると、何だかこの頃、住宅の建築現場をよく見かけませんか?
そう、あのブルーのメッシュ幕が足場にかかっているところです。
もっとも、そういうものに興味がなければ、素通りしてしまうのでしょうが・・・・。

 私なぞは、商売柄、必ず車を止めて施工会社を確認します。「チェッ、またあそこかよー!!」てな具合です。
それにしても多いです。異常に・・・。

そして、昨日5月の着工棟数が発表になりました。
持ち家に関して言えば、山形県はなんと対前年143%で372棟の着工です。多いはずです。

全国的に対前年を上回っているのかと思いきや、東北地方では青森県が同レベルの144%、岩手県が129%、秋田県は121%、そして復興目覚しい宮城県はというと、なんと107%、福島に至っては対前年にマイナスで95%でした。

 国交省では「景気の回復傾向、消費者の住宅取得マインドの向上、住宅ローン金利の底値感などから順調な着工戸数を示した。穏やかながらも持ち直しは持続している」との分析です。
アンケートででもとったのかどうかは知りませんが・・・・。

私どもにおいでになるお客様にも同じような質問をすることにしています。
答えの99%が「たまたま・・・・・」という回答です。
そうそう簡単に景気の回復実体感なんてないというのが世論調査でも明らかなのに、国交省のコメントは、どういう解析基準なのかと思ってしまいます。

 私どもも、大きくはお客様の層は変わっていませんが、「理想は高く、現実はそれなりに」という方々が多くなったように感じます。

何故かと言うと、これまでは、私ども一本のお客様が多かったのですが、〇〇へも話を聞きに行った帰りだ・・・とか、〇〇のモデルハウスも見に行った。はたまた〇〇の見積書を持ってきたのだけれど、同じ使用で金額を安くできるか等等・・・。

ここで記した〇〇とういう会社さんは、誰でもが知っている住宅メーカーやパワービルダーです。
それらは、私どもの価格より2枚から3枚上手の会社さんです。

それと全く同じ仕様で、安く建てろということなのでしょう。それには限界があります。なぜなら赤字に限りなく近づいてしまうからです。

私どもはコミコミ住宅の専門店ですから、大幅な値引きなど出来ません。この仕様ならこの価格でというラインをお示しるすと「それでいい!!」となります。
つまり「理想は高く、現実はそれなりに」ということなのでしょう。

私はそれでいいと思います。
大切なことは、身の丈にあった価格、広さも3LDKで30坪のコンパクトサイズ、そして冬暖かく夏涼しい家であれば十分なのではないかと思うからです。
あまったお金は、潤いある暮らしに回すべきだと考えます。

 身の丈に合わない住宅をゲットし、月々のローン返済でキュウキュウなゆとりのない新生活では、本末転倒です。どれだけ高い家でも広い家でも、20年縲鰀30年すれば資産価値は限りなくゼロに近づいてしまうことを考えれば・・・・ねぇ。

それより、予算に余裕があるのなら、何十年経っても目減りしないような資産価値の高い場所の土地を購入すべきではないでしょうか。これが活金の使い方だと思いますし、住宅購入は豊かな生活プラス資産形成と投資であるという本来の姿であると思います。





<お知らせ>

私どもは、アパート住まいの子育てファミリー向けた、何から何までコミコミで1,350万円で建つローコスト・コンパクト住宅の専門店です。
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山形市を始め、天童、寒河江、河北、東根、村山、尾花沢、新庄へ至るまでの地域でお建ていたします。
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