田中住プランニングのブログ

【 床材次第でペットが腰痛に】


日本国内だけで1,000万頭以上飼育されているという犬。

その8割以上が室内で過ごしています。

室内で飼育されている犬にとって、一番の問題点は「床」です。

日本で新築されている家の床の主流は合板フローリングです。

犬にとっては固い上に滑りやすく、

腰を傷める原因になっています。

また、高齢になった犬は、肉球の水分が減ってくるので余計に滑りやすく、

体を支えるために腰に負担がかかっている状況です。


室内犬の8割が、そんな症状で苦しんでいるといいます。

なんとかしてあげたいですね。



あなたが新築してから犬を飼う予定なら、

ムク材やペット用のクッションフロアなど、

足に優しい素材の床材を使ってください。

健康面から見て、一番いいのはムク材なのです。

しかし、ムク材は合板よりメンテナンスが大変です。

ですから、どれだけメンテナンスに時間を割けるかを考え、

それに合わせて使い分けるといいでしょう。


家族に良い影響を与えるために飼うペットですから、

長い間元気に過ごしてもらえるよう、床材には注意してあげましょう。

犬を飼い始めた人が一番苦労するのが、病気やけがの対応だとか。

忙しい飼い主の場合、重症化するまで気付かないことがあります。

それを避けるために、最初の床材選びは重要です。


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