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「今月の金利(令和2年1月)」

今月の【フラット35】の金利は先月より0.06%上昇しました。
10月に比べて0.16%の上昇ですから、感覚としては1割増ですね。(消費税みたい)
先月に引き続き上昇局面ですが、長期金利の一年の動きをみると昨年1月にマイナス金利になって
それからずっとマイナスでしたので、9月の谷を経て元に戻った動きとなっています。


【フラット35】 2年1月適用金利
返済期間 20年まで  1.22% (+0.06%)
返済期間 21年以上  1.27% (+0.06%)

【フラット35】S(当初金利を0.25%引き下げ)
返済期間 20年まで  0. 97%
返済期間 21年以上  1. 02%
長期金利2020年1月
(出典)日本相互証券株式会社

今月はわずかながら変わった動きがありました。
大垣共立銀行が全期間一律優遇タイプの3年ものと5年もので0.05%金利を引き上げました。
出来上がりで3年ものが0.750%、5年ものが0.85%となりました。
また、当初期間だけ大きく引き下げるタイプで3年ものが0.05%引き上げになり、
0.60%になりました。

何が変わった動きかというと、十六銀行は金利を据え置いているのです。
当地において金利は価格カルテル並みの協調路線でしたので、これはトピックです。
それも他行を出し抜いて引き下げではなく、引き上げですから興味深い動きです。
 
ただし、過去において掲出した金利が他行と異なっていたため、
わずか1日で金利を変更したこともありましたので、営業開始日の1月6日にどうなるかが見ものです。

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