住宅(空き家)と相続に関するセミナーの様子が岐阜新聞に掲載されました。

養老ユニオン住宅と古民家再生協会岐阜は
地域の空き家問題を考える上で
まずは実態がどうなっているかを知るために
養老町の全ての住宅を一軒一軒調査しました。
この様子は過去のブログにも紹介しています。
http://asciagifu.blog.fc2.com/blog-entry-625.html
空き家となっている住宅(orこれから空き家化しそうな住宅)は
主が亡くなったケースが多いです。
・・・と言うことは、相続にも絡んできます。
「ウチは相続には関係ない」と言うのは、
多くの場合、相続『税』に関係ないと言うことです。
税金は払わなくても良いけど、
管理の出来ない空き家をもらっても
手間やコストがかかります。
引き継いだ財産から1回こっきりの税金を払うより
こちらの方が負担が大きいかもしれません。
主が居るうちに使い続けられるように手を入れた方が良いのですが、
「わしらが死んでから勝手にすればええ。
それまでは(不便でも)我慢して住む」
などと言われて手を付けられないケースが多そうです。
他の相続財産にも言えることですが、
被相続人って、けっこう身勝手です。
「死んだあとは残った者が上手くやってくれる」
・・・と考えて何もしない。若しくは、
「言わなくても分かっているだろう(だから言わない)」
・・・と大事なことを言わずに死んでいく。
住まいは次の世代に引き継ぐ大切な財産です。
住まいを「誰に引き継がせたい」「どのようにしたい」考えを生きているうちに伝えれば
放置されて空き家化することもないはずです。
今回は、空き家と税金面(相続)の話をしましたが、
難しく考えなくても
「どうする?」と一言誰かが口火を切れば
そこから対策がスタートします。
そのようなきっかけになれば幸いです。
(セミナーの中身については後日…)

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