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「墓がない!?〜聲の形②(聖地巡礼)」

「映画 聲の形」で
冒頭から見覚えのある背景が出てきました。
杭瀬川④
主人公・将也が「度胸試し大会」と称して橋の上から川に飛び込むシーンで
欄干の無い橋が出てきました。

これは知る人ぞ知る杭瀬川の橋です。
確か、「しずみ橋」とか言うんだと思います。
杭瀬川⑤
橋の幅はスゴく狭くて、普通車では通れないくらいです。
杭瀬川⑥

ああ、懐かしいなぁ。
大垣の綾野に下宿していておじいさんのところに行った時に、
この橋を渡っていたなと思い出し、
久しぶりにお墓参りに行ってみることにしました。

ところが、
近くまで来てみると・・・、

道がない。

代わりにキレイに整備された堤防があって道が寸断されている。

でも、この向こうにお墓があったはずだけどな。
堤防を超えてみると・・・、

墓がない!


ええっ!?
そんなことあるのか?

記憶違いなのか?
探してみると、堤防の向こうに新しいお墓の団地みたいなのがある。
「うん、たぶん、こっちに引っ越したんだろう」

「◯◯家乃墓」を探してみたけれど、

ない・・・。

探しても無いものは仕方がない。
おじいさんとの思い出の鶴岡屋のかつ丼(←リンク)を食べて帰りました。

家に帰って母親に聞いたところ、
「もう、詣る人居ないからヤメた」
とのこと。

お墓って、ヤメられるの????

おじいさんは
関西の出身で、仕事の都合で大垣に来たらしい。
おじいさんの家には仏壇もお墓も無かったので、
亡くなってから母親のきょうだいがお墓は作ったもの。


長男は当地に住んでいないので
墓の守はできないと言ったと思われます。

長男以外は女のきょうだいで
嫁いでいるから、
その墓には入らない。

長男も馴染みの無い当地の墓に入るつもりはない。

・・・そんな事情もあって
墓をヤメたのでしょうか。


・・・にしても
お墓が無くなるというのは
なんとも寂しい話です。

若い人が冠婚葬祭に興味が無くて
墓を放置するならまだしも、
これを決めたのは我々の親世代です。

今の70代はずいぶんフランクな考え方をするものです。
(この話題に関しては、いずれ触れたいと思います)



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