今は唐揚げのボリュームのあるお店は珍しくありませんが、
こちらの宝来軒は、昔からデカ盛りでした。
（写真は別のお店の今風の「マウンテン盛り」）
若い頃からあるお店ですので、
もう２０年くらいは営業していたと思います。
今年６月２０日に閉店すると聞き、
慌てて行ってきました。
唐揚げをオーダーすると、
「『大』『中』どっちにする〜？」と
おばちゃんに聞かれました。
ここは別れを惜しんで『大』を頼むべきだったのですが、
食べきれないのが分かっていたので
止む無く『中』を注文。
ここの唐揚げは、
シンプルな味付けであっさりしています。
ヘンテコな調味料が入ってなくて、
好みに応じて塩コショウで味の濃さを調節できます。
鶏肉の身の部分は柔らかく、皮はパリっとしている
唐揚げのスタンダードのようなお店です。
お昼に行ったのでビールは我慢して
定番のチャーハンを一緒に頼んで
お腹を満たしてきました。
フツーの味付けのフツーのお店・・・
と言ってしまえば、
何の取り柄もないお店かと言えば
そうかも知れません。
ただ、基本に立ち返って
スタンダードな中華を食べたいと思った時に、
こちらは「胃袋の指標」のようなお店でした。
無くなってしまって
残念です。
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