土曜日の夜中に起きた地震。
最大震度6強でM7.3。
実は東日本大震災の2日前の3月9日にも同じM7.3の地震が来てるんですよね。
熊本地震の時には震度7が一日おいて2回来たようにしばらく当方では余震に注意を払わないいけないと思います。
今回の地震をいろんな方から簡単にヒアリングしてみたんですが、感じ方に様々な違いがあるようです。
まず、6強の宮城県在住の方に聞いたところ揺れは確かに大きかったようですが前回のような危機的恐怖までは
感じなかったと仰ってました。
まあ前回が前回なだけにこの表現はわからないでもありませんが何となくニュアンスは理解できます。
また、当地米沢においては地域地域で感じ方が違うという不思議な話もあります。
中にはぐっすり寝ており、ちょっと大きいな~ぐらいの方もいましたし、身の危険を感じて避難をしたという人と様々でした。
横揺れの振幅は結構大きくて、1分くらいユラユラ~と動いてる感じが私の感想です。
縦揺れや突き上げる揺れの表現をされてる方が少なく、今回は比較的周期の長い、横揺れ地震だったように思います。
それでも地盤があまり良くない地域の方は船酔いに似たイメージを持ったと感想を話されてました。
東京にいる兄弟も同じようなことを話しており、大震災とは異なるメカニズムの揺れだったように思います。
今の建築学的には地震に対する評価において、この「揺れ方の種類」に言及してることってあまりないはずです。
と言いながらも今回のように同じ震度の地震でも感じ方が違うということはあり得る話(というか、当たり前)であり
単に震度7にも耐えるとか、震度7でも損傷0という表現は、個人的には少し違うかな~と思ってます。
単純比較はできませんが震度4でも倒壊してる例が報道されているように複合的な要素(地盤の強さ、加速度、周期等)
はまだまだ未解明な部分があるんではと改めて考える機会にはなりました。
ですので、少なくともあと1週間くらいはアンテナを常に張って行動しましょう。