話題の尽きないキッチン回り・・・。
今日もカップボードについて。インテリアを楽しむ方は、趣味の置物や小物を見せたい意識があるので自然と食器棚をよくしたい
という意識が働くようです。既製品でなく、大工さんや家具屋さんのオリジナルの造作カップボードをネット等ではよく見ると思います。
中にはちょいと粋なご主人がバーカウンターとして使用し背後にお気にいりの高級なアルコール(封も切らずに)を並べたり、
なんでも集めるのが好きな収集家がコレクターとして復刻版の空き缶を並べたりと様々ですね。
調理棚としての機能はそっちのけで部屋の雰囲気を重視する方も少なくないかもしれません。どちらかというと少人数家族に
多いような気がしますが、趣味の一環としてきちんと整理できるだけでも本当の「いい家」「いい空間」「いい安らぎ」を
与えるのでないでしょうか。その人の形とでもいいましょうか、性格がよくわかってくる部分でもあるので、設計の際は結構この点を
重視して聞きます。
でも中には「整理云々でなくて、ウチは物が多いから大きいほうがいいの!」とか「腰が悪い癖に吊戸棚にも、突っ込むから~」
なんていう方も当然おります。でも、そんな方の収納の中には5年、いや10年
日の目をみないかわいそうな食器があったりもするんですよね~。
今日の一言は、「食器も家族とまでは言いませんが、その存在を同様にいたわりましょう!」。
明日も、棚について続きかきます。
ひろいの家 http://widespacehome.com/