建物の構造材の中に「梁(はり)」と「桁(けた)」という部材があります。
どちらも同じ上からの荷重を支える建築部材です。
同じ役割を果たすのになぜ呼び方が違うのでしょうか?
みなさんご存知ですか?
棟木に対して平行の部材を桁と呼びます。
反対に梁は、棟木に対して直行する部材を呼びます。
同じ役割で方向が違うだけで呼び方が違う。
なんとややこしいのでしょう。
正直同じでいいじゃんとか思っちゃいました(‘◇’)ゞwww
桁はわかりませんでしたが、梁は名前の由来が出てきました。
古い建物では、曲がった松の丸太を使っていたので、それが弓を張ったような形状に見えて「張り」と呼ばれており、後から今の「梁」という漢字が充てられたそうです。
皆さんももし古民家などを見に行く機会があれば、その辺を気にして見てみてください。