皆さん世界文化遺産の国宝姫路城の大黒柱に、中津川産の東濃ひのきが使用されているんです!知ってました?
天守閣を支える西心柱に、兵庫県市川町のひのきと中津川市のひのきが上下に繋ぎあわせて使用されているんです。
こないだ新聞にも載りました。
こちらは昭和の大修理で、市川町の御神木と加子母の桧が組み合わさっているのですが、これを「運命の木」としてその経緯や地域住民の思いが学校の道徳の時間に取り上げられているのだそうです。
今回、「平成の大修理」が3月末に完成するにあたり、実際の西心柱と同じ継ぎ手のレプリカを作成することになりました!
製作は中津川産直住宅振興会の付知峡ひのき建築協同組合さんが担当されることになりました。
早速レプリカの模型を付知のはら建築さんが制作してくれたので見せてもらいました。
組み合わせるとこんな感じ。
ですが開いてみると複雑な形をしています。
新聞には「腰掛け蟻継ぎ」という継ぎ手だと説明がありましたが、本当はもっと難しい名称だそうです。
今では使われることのない継ぎ手ですが、古い文献を頼りに制作したそうです。
ところで何故これが「運命の木」なのか?
その話はまた今度(・∀・)