倉敷で木の家づくりをしている木絆のブログです。
まず土地を探して→その土地に自分の気に入った家を建てる。
というご予定の方。
いわゆる「注文住宅」を建てる。
ということなのですが、
まず一番にすることが「土地探し」になります。
お客様からよく尋ねられるので
スケジュールを解説しておきましょう。↓
①気に入った土地を探す
②見つかったら、とりあえず他の人に取られないように
「買い付け証明」を不動産業者に出して1週間~10日程度KEEPしてもらう。
③その間に資金確認。
つまり、自己資金で土地を支払えない場合は(たいていの方はそうですね)、
住宅ローンの審査を受けることになります。
とりあえずは仮審査を受けます。
大抵2-3日で結果が出ます。
④仮審査が通れば、不動産業者と契約を交わします。
ここでは数十万円の”手付金”を支払います。
ただし住宅ローンの”本申し込み”で審査が通らない場合もあるので
”条件付き”で契約をします。
つまりローンが万一通らなかった場合はキャンセルできますよ。
という条件を付けた契約です。(手付金は戻ってきます)
「住宅ローン特約」と言います。
⑤住宅ローンの本申し込みをします。
金融機関によって提出物は異なりますが、
印鑑証明やら、住民などの役所まわりも必要です。
また注意点としては、「土地だけの費用を借りる」のではなく
「土地+建物の総費用を一緒に借りる」ようになります。
なぜならば・・・土地だけの費用を借りた場合は、
即ローンの返済が発生してしまうからです。
つまり、最初に「土地+建物の総額を借りる」と、
返済は建物引渡し後となり、
それまでの間は金融機関が”立て替え”て払ってくれます。
これを一般的に「つなぎ融資」と呼んでいます。
⇒そこで、土地のおよそのプランや見積書、(契約書の場合もあり)
を一緒に提出することになります。
「まだ土地を見つけたばかりでプランが決まってないのだけど・・・」
と思われるでしょうが、
およその面積だけはしっかりここで決めて暫定プランを作ります。
プランの形状は多少実際と変わってもさしつかえありません。
ローンを提供する金融機関が”担保となる資産価値”の
算定をするために面積や構造は決めておかなければいけません。
準備期間~申し込み~結果が出るまで1ヶ月程度は
みておいたほうが良いでしょう。
⑥住宅ローンの審査OKが出たら
土地の決済(支払)を行います。
ローン提供をする金融機関から⇒不動産業者に支払われます。
自分たちの手元には全く入ることなく(笑)。
ザクっとですがこのような流れになります。
なお金融機関によって、「つなぎ融資」をしてくれないところもあります。
(都銀など。)
また土地の決済から1年以内に家を建てること。
など、条件がありますので
2~3年かけて建てたい。
という方は注意が必要です。
*親ローンで土地だけ支払をしておく、という方もおられます。
この「つなぎ融資」は、
建築工事の際にも使います。
契約金、中間金などの支払がそれにあたりますが
この場合も
ローン提供をする金融機関から⇒住宅業者に支払われます。
自分たちの手元には全く入ることなく(笑)。
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木絆(きずな) の紹介
よく「家は3回建ててようやく満足いくものが造れる」と言いますが、自分自身も30代で建てた自宅には、「もっとこうしておけばよかった。」という部分があちこちあります。 人生の、一番長く過ごす場所は、自分自身や家族の「元気の源」となる場所です。 3回建てなくても1回で満足度の高い家をご提案することが、自分たちの役割だと考えております。