勝亦製材駿河鉄骨のブログ

木配り 4月号「遺族会、富士山世界遺産センター」

「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。

これは、4月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

御殿場市遺族会富士岡支部で、静岡懸護国神社参拝に行って来ました。
毎年
3月に、靖国神社と静岡懸護国神社にバス1台仕立てて、交互に行くことになっているのですが、今年は護国神社へ行く順番でした。
わたくし昨年度から富士岡支部の事務・会計を務めており、企画から案内など、総て手配しなければならない立場で、結構大変でした。
現在、富士岡支部は
18123名の会員さんが居りますが、会員数はご多忙にもれず、年々減っています。
それでも御殿場は、まだ会員の減少は少ない方で、都会に行くほど会員減少は激しい様です。
会というものの継続はなかなか難しいものがあります。
戦後
73年、戦争も戦没者も段々と忘れ去られてきています。
私は祖父の弟2人が戦死しておるのですが、もちろんお会いしたことはなく、遺影のみ見たことがあるだけです。
いわゆる第三世代ですが、それでも祖先の供養と思い、何とか続けております。
でも正直、私の息子達の代になったら、どうなるか分かりません。こういうものって一度始めると、なかなか止めることができませんね。
でも、未来永劫続くのかどうかは疑問がある所で、どこかで線引きをしなければならない気もしますが、結局は先送りとなり結論は出ないというのが現状です。
靖国神社はともかくとして、護国神社には会員減少は死活問題であり、何とか継続させようと色々と手を打ってきますが、時代の流れ・時の流れには結局あがなうことはできない様な気がします。
また、先祖が先の大戦で戦死していて、同じ処に祀られていることもあるのか、遺族会の皆さんとは、何か他の人とは違う親近感があります。
そういうことって、やっぱりあるんでしょうかね。
いずれにしろ、人と人との繋がりが希薄になって来ている今の世の中にあって、遺族会は頑張っていると思います。
さて、今年は護国神社参拝の後、富士の「丸天」で昼食をとり、富士宮浅間神社に参拝し、そのすぐ近くにできた富士山世界遺産センターを見学して帰ってくるというコースに
33名で行って来ました。富士山世界遺産センターは、らせん状の坂道を登りながら右手に、富士山の実際の映像が映し出されており、本当に登った様な気分を味合うことが出来ます。
私も恥ずかしながら、小学校の遠足で宝永山までしか登ったことが無いので、頂上まで登った気になれて楽しかったです。
一番上の階には、大きな窓というか開口部があり、富士山の下までパノラマで見ることが出来ます。
絶景です!ただし心がけが良くないと、曇っていて何も見えないこともあります。
モチロン私は、綺麗な富士山を見ることが出来ました。
地元の方でも楽しめますので、ぜひ一度行ってみて下さい。
                           英樹




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