今井工務店｜モーニングアタック

花粉症で悩む方の中には、屋外よりも室内で過ごす方が症状がひどい、という人がいます。
その中でも、特に症状がひどい時間帯は起床時だとか。
ガバッと元気に起き上がるのはいいのですが、それからしばらくは、鼻水とくしゃみが止まらなくなるそうです。

この「モーニングアタック」は、ちょっとした工夫で症状を緩和することができるようです。
その工夫は、ヒートショック予防にも役立ちます。今日は、そんなお話をしますね。

■　目覚めてすぐ起きてはいけない
目覚めてからしばらくは、自律神経がうまく働いていません。
ですから、目覚めてしばらくは布団の中で「あと５分だけ・・・」とグズグズするのもいいし、足首の曲げ伸ばしなど、寝ながらストレッチをするのもいいようです。

副交感神経が交感神経に切り替わってから起き上がると、くしゃみや鼻水が楽になります。

■　濡れタオル
空気中のホコリや花粉は、夜の間に床に落ちます。
朝、布団をガバっとめくって起きると、花粉が一気に舞いますよね。
これがモーニングアタックの原因の一つです。

そこで、寝る前に濡れタオルをビニール袋などに入れておきます。
そして朝、取り出した濡れタオルを鼻と口に当ててから布団をめくって起き上がるのです。
ハウスダストが原因でくしゃみや鼻水が出る方にもオススメですよ。

ただし、寝たまま手が届くところに置いてくださいね。
布団を出て取りに行くような場所では意味がありませんから。^^;

■　ぬるま湯洗顔
毎朝、冷たい水で洗顔していますか？
眠気覚ましには効果的ですが、花粉症で傷んだ目や鼻の周囲には負担が大きいようです。
ぬるま湯洗顔がベストなのですが、蛇口からお湯が出るまで水を出しっぱなしにするのはもったいないですよね。

そんな方は、寝る前にお湯を沸かしてポットや水筒に入れておいてはいかがでしょうか。
洗面器に水とお湯を入れて、体温よりちょっと冷たい程度のぬるま湯で洗顔すると、肌の負担を減らせます。

そして、濡れた顔をタオルで拭く時は、優しく肌に押し当てるだけ。
絶対にこすらないでくださいね。

■　ストレスと睡眠不足解消
ストレスが体に悪いと分かっていても、ストレスをなくすということは難しいことです。
でも、大きな声でしゃべったり、大きな声で笑ったりすると、溜まったストレスを軽減できます。
新聞や本を大きい声で読んだり、家族とたくさん会話してください。
あまり会話をしない仕事をしている人には、特に音読はオススメですよ。
ストレス発散だけでなく、脳の活性化にも役立ちますし。

■　免疫力を高める生活
飲酒や喫煙を控えたり、質の良い睡眠を取ることは、免疫力を高めます。
正しい食習慣や、温度差の少ない暮らしも大切な要素です。
それは花粉症だけでなく、インフルエンザなど他の病気にも役立ちます。

ですから、住まいづくりをする際には、温度差や睡眠環境に配慮し、家族が同じ空間で楽しく過ごせる空間づくりを忘れないでくださいね。

■　朝、元気に起きた途端に・・・
寒い朝、勢いよく起きたことが原因で、ヒートショックで倒れる事があります。
布団内の温度と室温の差が大きかったためです。
ですから、モーニングアタック対策はヒートショック対策にも役立ちます。

朝、アラームを５分早くセットして、布団の中で体を伸ばしたり、手足のストレッチをしましょう。
また、布団から出て、すぐに一枚羽織って体が冷えないようにするのもオススメです。
布団の中でゆっくりする時には、二度寝に注意してくださいね。

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