■ セカンドオピニオンとは?
医療現場で聞く言葉ですよね。
直訳すると“第二の意見”という意味で、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見のことをいうそうです。
治療法を決定するのは患者や家族です。
しかし、情報も知識もない患者が治療法の決定できません。
だから知識を持った担当医以外の医師に相談し意見を聞くんですね。
■ 住宅や不動産にもセカンドオピニオンを
住宅も不動産も選択、決定するのは、あなただと思います。
でも医療と同じく、専門的で幅広い情報も知識もない時は、決定できませんよね。
しかも、住宅や不動産の購入には高額なお金が必要なんです。
だから医療とおなじように、住宅や不動産の購入を決断するには、利害関係のない専門家に相談したいと、あなたは思いませんか?
住宅や不動産の購入にもセカンドオピニオンは必要かと思います。
■ どんなセカンドオピニオンが必要か?
心から納得して購入の決断をするためにどうするのか?を考えると・・・、
専門用語ばかりでよくわからない業者の説明。
業者の説明不足と私達の理解不足によるトラブル。
合い見積りをしたものの比べ方がわからない。
などの、不安や疑問を取り除き、納得して購入できるように、第3者機関に相談する方法。
もう1つは、欠陥住宅ができる要因を考えてみると・・・、
・ 1点目、監理者がいない。
建売住宅によくあるケースで、設計者は簡単な図面と確認申請を作成・提出・受領を行うだけ。
後は施工者との信頼関係で工事監理者として名義貸しを行うのです。
この場合、施工者が予算上都合の良いに変更して、法に触れたり、欠陥を招く事が多いのかもしれません。
・ 2点目、監理者と施工者との力関係が良くない。
意図的に手抜き工事がおこなわれる場合もあるし、釘のうち忘れや金具の閉め忘れ等、無意識に行われている場合もあります。
それをチェックできない関係である所が問題です。
・ 3点目、監理者も万能ではない。
監理する人も万能ではありません。
工法などはどんどん技術革新して、追随できない事もあります。
最近はインターネットなどでみなさん大変勉強しているので、知らない工法を提案されるケースもよくあります。
そのため、最善を尽くしていると思っていても、無知であったため、間違ったままで良しとしている場合もあるはずです。
このように大事な工事の監理のみを設計事務所にお願いする事も必要かもしれません。
■ あなたが主役ということを忘れない
消費者が何かを購入する際、業者のペースで物事が進んでしまってはいけません。
また、セカンドオピニオンをつけたとしても、そちらに任せっぱなしでもいけないんです。
誰のための住まいづくりかを考えてみましょう。
業者やプランを批判するために行うことではありません。
検討中の住まいづくり計画を専門家による意見を聞く事でうまれる新しい発想や、最善だと思われる方法を発見し判断するものだと思います。
あなたにとって最善の住まいづくりを探してくださいね。
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