アパート・借家・社宅などなど・・・。
狭くて持ち家ではない住まいで暮らす子ども達は、親が思っている以上に『家』に憧れています。
広い家の中に自分だけの部屋があって、好みのインテリアに囲まれて、自分でキレイにしたお部屋に友達を招いて、「わーっ、かわいい部屋ね」なんて言われたら、ちょっと照れるけど嬉しくて・・・。
夢は膨らみます。
お友達の家に遊びに行って、その子の部屋で遊ぶのは楽しいけど、自分は狭い家に住んで、自分の部屋もなくて、友達を呼ぶのも気が引ける・・・。
心のどこかに劣等感を感じるお子さんもいるようです。
子ども達は時として、残酷な素直さを発揮しますから、「○○ちゃんのおうちは古くて狭いから、行きたくない。私の家でだったら遊んでもいいよ」
と普通に言って、無意識のうちに○○ちゃんを傷つけてしまうことも・・・。
あなたのお子さんは、そんな経験をして泣いた事はありませんか?
だから、
「どうしてウチは家を建てないの?お友達は、み~んな自分の部屋があるんだよ。私だけなくて恥ずかしい。私も自分の部屋が欲しいよ~」
と、あなたを困らせてしまうかもしれません。
あなただってそんな夢を叶えてあげたい。
でも、
「もし無理をして建てて、ローンが払えなくなったら?これから教育費もかかるし、頭金だってなかなか貯められないのに・・・」
と、欲しい気持ちに蓋をして、子ども達をなだめて家計簿を見ては溜め息。
・・・面白くないですよね。
だったら、いっそのこと子ども達を引きずり込んでみてはどうでしょうか?
「○○ちゃん、お父さんもお母さんも新しいお家が欲しくてたまらないんだけど、家族が生活するのには、とってもお金がかかるの。
それぞれが1ヶ月にどれくらい使っているのか、お母さんが『個人別家計簿』をつけるから、○○ちゃんもお小遣い帳をつけてみて。1円まできちんと合わせるのよ」
と、お子さんに提案してみてはどうでしょうか?
1円までって、結構大変です。
『使途不明金』が出ないようにあなたも頑張って下さい!
食費以外は、できるだけ個人別に分けます。
お菓子・ノート・服・ビール・コスメ・・・慣れるまで大変。そして1ヶ月経ったら、家族みんなで見てみます。
子どもは学年によって出費も異なりますから、「お兄ちゃんが一番多いじゃない。ズルイ」なんてのはナシ。責めてはいけません。
責めた本人も、成長したらそれだけお金がかかるのですから。
「私にこんなにお金がかかってるんだ」ということに子ども達が気付く事。
そして、『欲しくて』買ったはずのものが、『必要』なものではなかったことに気付く事。
家を建てるためのお金を貯めたいと思ったら、1円を大事にして必要なことにだけお金を使う、ということを子ども達に気付いてもらう。
「頑張っている習い事ならお金を出せるし、応援するけど、やる気もなくだらだらとしているなら、それは無駄遣いだよ」と、限りある収入を、みんなが大事に使う事を教えます。
無駄遣いするのなら資金は貯められません。家を建てることは遠のきます。
自分なりに気付いたら、3回買っていたお菓子を2回にしたり、水や電気の無駄遣いにちょっと敏感になったり、その年齢なりに考えます。
「ケータイ買ってよ」と言っていた子も、本当に家が欲しければ「バイトできるようになったら、自分で買おう」と、納得して我慢できるかもしれません。
小さい子でも、何となく分かるはずです。
今までは、あなた一人で悩んでいた資金計画。
みんながそんな意識を持ってくれたら、悩みを分け合えます。お金の教育はとっても大事です。親だから教えられる事もたくさんあります。
「親が働かないとお金はもらえない」
「使ったら減る」
「1円足りないだけでモノが買えない」
と、親が当たり前だと思っていることでも子どもに再確認させて一緒に頑張ってください。
一人で抱え込んでいるのは本当に大変だと思います。
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