いつの間にか2015年のひと月が終わってしまいました。
毎年私の体感速度が大きく異なるのですが、今年はすごく早いと感じている野島です。
先日、住宅ローン減税を受けるための申請方法についてお客様よりご質問を頂きました。
私自身も利用させてもらっている住宅ローン減税について、少しお話をさせていただきたいと思います。
・住宅に関わる最後の大変な書類
まず住宅ローン減税を申請できる基準についてお話をしたいと思います。基本的には、
・申請する年に住宅を建築、購入をして登記をした
・住宅ローンを借りた
・3月31日までに書類を提出する
例外を除いていますが、以上の事が必要条件になります。
※ 下記の文章に関しては、借り入れをされた金融機関さんによっては「勉強会」が開催されます。それがある場合はぜひ参加をしていただけたらと思います。苦労をほとんどせずに、提出が可能になります。
残念ながら金融機関さんより連絡、勉強会が無い場合は、自力で書類を税務署に申請する必要があります。
住宅ローン減税を受ける方は、面倒な書類を多く書き込む必要もありますし、取りに行く必要もあります。
下記が最低限の必要書類一覧になります。括弧でくくられた文字はその場所に行って書類等を手に入れる必要があります。
・住民票の写し(市町村の役所)
・家屋の登記事項証明書(法務局)
・請負契約書(写し)
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(借り入れをしている金融機関)
・住宅借入金等特別控除用書類一式(税務署)
以上になります。
認定低炭素住宅の場合などの申請をされた方は、この時に必要書類が増えます。
赤い太線で記入した、税務署に取りに行く必要がある住宅借入金等特別控除用書類一式は記入が非常にわかりにくいものです。
分からないことがありましたら、空欄にしておき、税務署の担当者さんに確認をすると間違いがないと思われます。
その際に「源泉徴収票」などを持参していくと、その場で提出ができるかもしれません。
住宅ローン減税は最長で10年間の所得税分の控除等が受けられます。
そのため一度目の申請みたいに面倒なことを10回もしなくてはいけないのかと、よく質問を頂きます。
この質問は「一回目だけ面倒で、二回目以降は書類を会社に提出するだけでOK」とお答えしています。
どのタイミングで二回目以降に必要な書類が送られてくるかは忘れましたが、書類が自宅に届きます。
10年分の書類が一度にまとめられて送られてきますので、紛失されないよう注意が必要です。
住宅を建てる際に大変な苦労をして、慣れない書類を記入されたと思います。
住宅ローン減税は最後の書類になります。
ここを乗り切れば書類の呪縛から解き放たれますので、楽しく申請をしていただけたらと思っています。
総天然木の家づくり ホームトピア社長 野島比呂司