5月になり、明るい時間が長くてうれしい野島です。
ただし暑くなるのは勘弁してほしいとも思っています。
最近気持ちの悪いものを目にすることがありました。
それは、シロアリの巣立ちです。
5月になると、シロアリが巣立ちを始めるのですが、これがまた気持ちが悪い。
「こんなに気持ちが悪い形で出てこないでもいいじゃないか」と思っていつも眺めています。
その気持ちの悪い、シロアリについて今回はお話をしたいと思います。
5月のシロアリは、実は白くありません。黒くて羽がついています。(写真は気持ち悪いので、掲載いたしません)
普段は名前の通り、白いのですが、新しい巣を作るため行動の時のみ黒くなります。
多くの方がシロアリを発見されるのは、ほとんどこの黒い状態の羽があるシロアリです。
もし見つけられた場合は、すぐに処置をすることをお勧めします。実際に見える部分は氷山の一角です。
少しでも被害を悔いて止めることで、住み慣れた家を長く元気に保つことができると思います。
当社で診断をすることもできますので、気になる方は相談をしていただけると幸いです。
シロアリと異なり、普段見ている、黒い蟻。こちらにも羽が生えることがあります。
しかし7月ぐらいに羽が生えますので、一般的には時期が異なります。
気になる方は、こちらも診断をさせていただきますので、相談をしていただけたらと思います。
最後にシロアリ対策をお話しして、終わりたいと思います。
基本的にシロアリは
・風に弱い
・水が無いところには住みつかない
・餌の無いところには住みつかない
・1メートルくらいの高さのみに出没する(最近は富山県でもそうでない場合がありますが…)
以上のような特性があります。
一般的には床下の環境を整えることで対策をして、風を発生させる換気扇の設置や、水(湿気)の無い状態を作るための調湿炭などがあります。
しかしこれらは予防ですので、万が一見つけた場合は駆除をすることをお勧めして、話を終わりにしたいと思います。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
総天然木の家づくり ホームトピア社長 野島比呂司
PS シロアリの被害にあった木材が、当社展示場にあります。ご覧になりたい方は、ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。