来年の10月に消費税が10%に引き上げられる予定です。
高い買い物である住宅も、もちろん10%となります。
来年の10月以降に着工した住宅は、消費税10%となります。
しかし、来年の3月末までに契約した場合は、
来年の10月以降に着工しても、
従前の消費税8%が適用されるのです。
8%から10%になると、例えば2,000万円の住宅の場合、
2%増の40万円の費用の増加となります。
今後、だんだんと増税の話題が新聞やテレビ等で取り上げられ、
「増税前に家を考えなければ・・・」
と思われる方が増えると思われます。
しかし、増税以上に気をつけることがあります。
それは、「金利」です。
例えば2,000万円をフラット35で35年返済で借りた場合、
現在の最頻金利1.36%で考えてみましょう。
月々約6万円返済で、総返済額は約2,515万円となります。
将来、金利が0.5%上がったとしましょう。
金利1.86%で2,000万円を借りた場合、
月々約6万5千円で、総返済額は約2,723万円となります。
つまり、金利が0.5%上がれば総返済額が
200万円以上の差が出てしまうことになります。
将来の金利がどうなるのかは、誰にもわかりませんが、
金利のことを気にして家づくりをすすめる必要があります。