羽生建築工業のブログ

ムク材を使用する際の注意事項

家づくりに自然素材を取り入れたい方、たくさんいらっしゃいます。

自然素材、特に床や天井・壁をムク材にした場合の

メリット、デメリットをご紹介します。

 

メリット① 【自然の柔らかい雰囲気が味わえる】

一般的なフロアー材と違って、圧倒的に自然な柔らかい雰囲気が味わえます。

木の味わいがお好きな方は、ストレスをやわらげて落ち着ける雰囲気になるでしょう。

 

メリット② 【ダニやカビに強い】

特にヒバやヒノキには、細菌類の増殖を抑制する効果があります。

さらに、調湿作用もありますので、結露やカビも防止し、

空気をきれいに快適に保つことができます。

 

デメリット① 【隙間や割れが発生しやすい】

湿度や温度によって、ムク材は変化をします。

例えば、床に隙間ができたり、割れが出ることもあります。

そのために、床暖房を採用される方はムク材を使用することができません。

床暖房をご希望の方は、一般的な床暖房対応床材にするべきです。

 

デメリット② 【床鳴りが発生しやすい】

一般的なフロアー材と比べ、床鳴りが発生しやすいです。

やはり、温度や湿度が影響しています。

昨日は床鳴りがしたけれど、今日は床鳴りがしない、ということもあります。

 

デメリット③ 【高価になる】

ムク材の金額は、ピンキリです。

カバやヒノキ、ピンカドなどのさまざまな種類があり、

20,000円/坪のものもあれば、100,000円/坪のものもあります。

一般的に国産材よりも輸入材の方が金額が高いですが、

仕入れる時期によって金額が変わりやすいこともデメリットになります。

 

デメリット④ 【シミがつきやすい】

お子さんがジュースをこぼした、などの時に

すぐに気づいて汚れを拭き落とせば問題ありませんが、

気づくのに時間がかかった場合は、シミになりやすくなります。

 

 

最適な選択をするために、メリット、デメリットを把握することが大切です。

当社では、お値打ちなムク材をそろえていますので、

ご興味のある方はお問い合わせください。

 

 

 

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