羽生建築工業のブログ

収納の注意点

「収納はなるべく多めにしたいです」

 

プラン作成の際に、お客様からよく依頼をいただくお言葉です。

 

 

子育てされているご家庭は特に、

豊富な収納は必須ですね。

 

当社でもデッドスペースができないよう、

収納場所を特に重要視して

設計や現場での施工をしています。

 

床面積を多くしてしまうと、建物の金額が多くなるので

なるべく予算内で豊富な収納が欲しい、と思いますよね。

 

当社では、工事着工してからもお客様に工事現場に

足を運んでもらい、なるべく収納がとれるように打ち合わせしています。

 

しかし、注意するポイントがあります。

収納を付けたことにより、構造が弱い家になってしまうこともあります。

 

特に、壁の厚さを利用したニッチや本棚は注意が必要です。

 

大切なことは、現場での打ち合わせの際に

現場監督や大工さんの意見を良く聞くこと、

コミュニケーションをうまくとること、です。

 

あなたが、現場を確認した際に、

「ここのスペースに収納が欲しい」

と要望をされ、そのことが構造的に弱くなってしまう場合は、

 

「ここに収納をつけると、家が弱くなるのでやめましょう」

と言ってくれますので、安心して要望は伝えるようにしましょう。

 

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