現在建築中の大野市S様邸です。
ご夫婦とお子様3人の5人家族の家です。
こちらの家の特徴は、写真のスキップフロア。
写真は、2階から1階方向へ向かって撮っています。
スキップフロアとは、中2階の空間をつくり、フロアに段差をつける建築方法です。
フロアの高さを半階分ずらすことで、目線に高低差が生まれます。
ですから、実際の面積よりも広く感じることができる効果が生まれます。
また、家族の気配を常に感じることができます。
スキップフロアでお子さんが勉強していても、キッチンで食事の用意をしているお母さんは、お子さんの姿を見ながら家事ができる、ということになります。
階段の段数が少なくなるため、万が一のことがあっても大けがにつながる可能性も少なくなります。
スキップフロアの下の空間も有効に使うことができます。
ここまで書くと、いいことばかりのように感じるかもしれませんが、悪い点もあります。
一つは、暖房効率が悪いという点。
吹き抜けと同じように、光熱費が多くかかります。
もう一つは、遮音性の低さ。
家族の生活環境の変化に応じて、遮音機能のついたロールスクリーンやカーテンを後でつける計画もいいでしょう。
スキップフロアをお考えの方は、以上の点を参考にしてくださいね。