おはようございます。
充実した1泊2日の東京出張でした。
1日目は既存住宅現況検査技術講習及び
古民家インスペクション講習を受け、夕方からは
第1回平成の大工棟梁育成施策検討会議に
オブザーバーとして参加し、
2日目は午前中は衆議院会館にて第2回議員・官僚との懇談会を
愛知県古民家再生協会愛知第2支部支部長として出席し、
午後からは古民家専門事業会議に出席しました。
同じ志を持った仲間と様々な意見交換が出来ました。
全国古民家再生協会は、全国各地域に残る日本の住文化である『古民家』を
未来の子供たちへ継承するために活動をおこなう38都道府県の42支部の
古民家再生協会で構成される団体です。古民家は長期に渡って循環利用が
可能な住居であり持続可能な社会実現に必要な先人の知恵が詰まっています。
戦後高度経済成長時代、住居もスクラップアンドビルドという考えのもとに
建てては壊すという時代でした。
しかし、江戸時代に遡ると柱や梁(古材)などの構造材(無垢材)は再利用するのが
当たり前な持続可能な社会だったのです。いまさら江戸時代に戻る事は出来ませんが、
先人たちの知恵を学び活かし、日本の文化や技術を未来の子供たちへ残すことは
とても大切な事ですし、私の使命だと思っています。