おはようございます。
『家づくりをお考えの方へ』
みなさんは、色がどのくらいあると思いますか。赤でも黄色っぽい赤もあれば、
青っぽい赤もあり、細かく見るとその数は無限といってもよいでしょう。
人は、こうしたさまざまな色を750万色くらい見分けられるといいますが、
そのひとつひとつに名前がついているわけではありません。
色の違いは、色あいを示す「色相(しきそう)」、明るさを示す「明度(めいど)」、
強さや鮮やかさ示す「彩度(さいど)」の3つではかることができます。
赤や橙(だいだい)、黄などは、暖かさを感じ、青や青緑、青紫などは、
寒さや冷たさを感じます。暖かい色と冷たい色を並べると
、暖かい色の方が手前にあるように感じます。
また、はっきりした濃い色と淡い色を並べると、淡い色の方がふくらんで見えたり、
軽く感じたりします。
このように色の違いが、ものや場所の印象を変化させています。
色の感じ方で見たように、色は暖かさや冷たさを感じたり、
ふくらんだり縮んで見えたりする性質をもっています。
このような性質を上手に使うと、場所の雰囲気を広く軽やかな印象にしたり、
重厚でかしこまった感じにすることができます。
たとえば明るい色は大きな面で使うと、一段と明るく見える特徴があります。
実際の広さが限られている部屋をより広く見せたい場合は、床や壁、
天井など大きな面積を明るい色にしたり、淡くて灰色っぽい色にすると、
ふくらんで見えますので、少し広くなったような感じになります。
また、部屋全体の雰囲気をつくるためには、大きな部分の色だけでなく、
他の色との組み合わせも大切なポイントです。壁や床など大きな面積を
明るい色にしても、それだけでは単調で間のびした感じになります。
そうした部屋に変化をつけるのが、中くらいの面積のタンスやソファなどの家具や、
もっと小さいランプシェード(照明のかさ)や置物、窓枠の色です。
特に小さな部分に鮮やかな色を使うと、部屋の中のアクセントになります。
住まいでは、ゆっくりくつろいだり、静かに読書したり、
みんなで楽しく食事をするための部屋があります。
そして、これらの部屋に合った色づかいがあります。
たとえば、みんなが集まって長い時間過ごすリビングは、
落ち着いた雰囲気にするため穏やかで明るい感じの色が適してます。
食事を作ったり、食べたりするキッチンや食堂にはより明るく楽しい雰囲気になる色を
使ってもよいでしょう。ただしリビングと食堂がつながっている場合は、
壁や床の色を同じにして部屋同士がちぐはぐにならないようにします。
また、キッチンの作業台では調理をするので、食べ物の色が正確に分かるよう、
白っぽい色が適しています。
浴室やトイレ、洗面所など、水を使う場所では清潔感があり明るい色にしたい場所です。
素材としてタイルをよく使いますが、黒っぽくツルツルしているものだと、
鏡のように自分の姿が映ってしまうことがあります。
タイルをザラザラな表面のものにしたり、白っぽい色に変えると
自分の姿は映らなくなります。
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アサヒハウジング の紹介
『本当の住まいを追い求め、子や孫の時代まで住み継いでいける上質な住まいをお届けすること。そしてそこで暮らす家族が元気で、安心して暮らしていただくこと』時を経て、その思いが正しかったと確信できるようになりました。 『今までも、これからも、変わりません』 それは、私たちの信念であり、お客様への誠意でもあります。