中庭のある家、コートハウスの魅力！
みなさまはコートハウスという建物をご存知でしょうか？
コートハウスとは、建物や塀で囲まれた中庭（コート）をもつ建物のことで、
建物のなかにありながら外から遮断されたプラーベート空間として戸外を
楽しむことができる建築様式のことです。
日本の住宅事情にマッチした建築様式
日本の家は隣家、道路に隣接しているため、窓があるのにいつも
カーテンが閉めきられているという光景をご覧になったことがあると思います。
コートハウスはもともとギリシャやイスラム圏諸国、ヨーロッパで発展してきた
建築様式ですが、外に面した家の窓は極力小さくして、
中庭に面した窓を大きくします。これによって、敷地を選ばずに光をいっぱいで
心地よい風が通る家をつくることができます。
そのほかにも中庭の吹き抜けがあることによって、狭小地であったり、
窓を設けることができないといった悩みであったり、
北向きで日照時間が短いといった悩みを解決することができる・・・
コートハウスはそんな開放的で、明るい家です。
コートハウスのデメリットは？
コートハウスのデメリットとしてよく取り上げられるのは価格、断熱性能です。
コートハウスは屋根や外壁、窓の面積が大きくなるので使用する建材が多いことで
値段は高く、熱の移動がたくさんあることによって断熱性能が下がる傾向にあります。
